今年度もチームシーズンが終了しました。
実際のレッスンは春頃から、選曲や曲の許諾等を取る作業は年明け(もっと前だった気も・・・)!
一口に「チーム」といっても、そこにかける時間と労力は果てしないものがあります。
毎年、チームメンバーは集まってくれるかなぁ、、今年はチーム組めるかなぁ、、
心の中でソワソワドキドキしながらスタートするのですが
おかげさまで今年度もたくさんのチームに関わることができました。
参加してくれたメンバー、そして送り出してくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!!
可愛さいっぱいのシュシュ(スタッフの先生による振付)


年齢差のあるチームですが、一丸となって頑張ってくれました!
体をいっぱい使って、フロアで可愛い笑顔を咲かせてくれたメンバーたちです。
みんなお疲れ様でした!そしてスタッフの先生もお疲れ様でした(*^-^*)
元気な海の仲間たちを表現したティノ


大会のトップバッターで、入場口では緊張している様子も見えましたが、一人ひとりが役割を理解し、精一杯踊ってくれました。
少ない人数でしたが、フロアいっぱいに広がる笑顔を見て、とっても嬉しかったことを覚えています。
一生懸命そろえた部分もしっかりと表現できており、基礎のトワールの正しさもほめていただきました!
みんなお疲れ様でした!
シュシュのお姉さんチーム、ソレイユ。


揃えたわけではないのですが、妹チームのシュシュと同じ赤白の衣装です。
メリーポピンズの楽曲にのり、爽やかに踊ってくれました。
チーム名の「ソレイユ」は、フランス語で太陽を意味します。
太陽から想像できるのは
明るさ・希望・温かさ・爽やかさ・輝き・・・
その名前の通り、とっても素敵な演技を披露してくれました。
みんなお疲れ様でした!!
そして、ジュニアとシニア。(シニアはスタッフの先生による振付)



どちらも世界観を大切に、こだわって作った作品です。
(お写真提供:photohouse様 いつもありがとうございます!)
そしてジュニアとシニアは、先日行われた第48回バトントワーリング関西大会にも出場しました。


両チームとも本番実施は大きく崩れてしまい、そこだけを切り取ると残念な演技に見えましたが
私自身がその「点」だけを見ることは決してありません。
点ではなく、線で見る。複眼で見る。これが信条です。
大会後は、メンバーやスタッフの先生たちのこれまでの頑張りを一番に思い出します。
そして本番で精一杯を尽くさないメンバーはいないという思いが強くなります。
全員が、一生懸命です。
これまでよく頑張ったね、と褒めてあげたい!!
大きなフロアに立つ勇気や、最後までやり遂げた努力に敬意を表します。
こういう自身の信条や想いを綴ると、必ず出てくるのが「いや、それって負けを正当化しているだけでしょう」という声なんですよね。
確かにそうかもしれません。
大好きなバトン。
ずーっと純粋に続けてきたバトンですが、いつからか「勝ち負け」にものすごく振り回されるようになりました。
個人の大会はもちろんですが
チームの大会でも順位が付き、全国選考にこだわり、目指すものがどんどん高くなって・・・
私も必死についていこう!と思うものの、転んでばかりです。正直、苦しい苦しい取り組みです。
結果が残せず、報われない日々が続きます。
勝つための練習、勝つための構成・・・私には足りていないものがたくさんあります。
日進月歩で進化していくバトンの技術、勝つために、みんなが努力をしています。
苦しい壁を乗り越えて、継続する力がなければ勝てない世界です。
スポーツですから順位がつくのは当たり前なんですよね。
勝つチームを指導する先生方のことは純粋に「すごいなぁ、、」と思いますし
そこについていくメンバーさんの努力ももちろん。
そして、そのレベルになるとメンバーだけではなく、家族も一丸となって!かもしれません。
本人のやりたい気持ちだけではその高みに到達しない世界だということは
よくわかっているつもりです。
大変だとわかっていながら
勝てない現実を見ながら
それでも取り組みをやめないのはなぜか。
関西大会や選手権大会にこだわって出場するのはなぜか。
明確です。この大きな舞台・大きな経験からしか得られない財産があるからです。
メンバーはもちろんですが、私自身も関西レベルの大会運営に関わることで、学びを日々いただいています。
メンバーも私も、そこに出ていく勇気がなければ、その財産は得られませんし
多くの方と関わり、仕事の仕方を見て覚えて、人と繋がり、フェニックスを知ってもらうこと
それが長い目で見た時に、フェニックスバトンチームの成長に繋がると確信があるからです。
そして
私自身の軸は全くぶれておらず、勝ち負けよりももっと大切にしたいものがあるんですね。
具体的には
〇目標に向かって努力を続ける力
〇出来なかったことが出来るようになる喜び
〇一緒に頑張れる仲間への感謝やリスペクト
〇負けても、失敗しても、また挑戦する勇気
〇支えてくれる人への感謝
色々ありますが、、
受け取る人によっては、どれを取っても「きれいごと」かも??
いえいえ、、違う見方をすれば
これらが出来ていれば自ずと心身ともに成長しますし
結果「勝てる!」未来が待っているんですよね。本当は。
バトンに偏らず、学校生活もプライベートもご家族との時間も
全部を大切にしてほしい。
その想いはフェニックス設立当時から変わっていません。
これもまた、「きれいごと」かも。
そんな緩い練習環境だから勝てないんだ、負けるんだ、と言われた過去は数知れず・・・(笑)
勝ったか負けたか
全国に行けるか行けないか
ミスしたかノーミスだったか
これらは【結果】であって
バトンを通して得た様々な経験、それによる成長は【財産】だと思っています。
人としての財産です。
バトンの技術を高めることも大切だし、勝つことももちろん意味がありますが
それだけにこだわるのではなく、フェニックスバトンチームは人として成長できる場所でありたいと考えています。
少し前に、実姉と「継続することの意味」について討論になりまして(笑)
私「バトンに限らず、決めたことを継続したり、やり遂げたり、そのために努力を続けることには意味がある」派。
姉「好きなこと色々チャレンジしたらいいのに!自分の人生なんだから!」派。
皆さんはどちらでしょうか。
私自身は、バトンに出会い、その魅力に取りつかれて、気付いたらもう40年・・・
ひたすらバトンを握り続けている人生です。
バトンを優先したことで手放したこともたくさんありますし、出会えなかったものもきっとたくさん。
それでも「バトン」というかけがえのないものに出会えた自分はとっても幸せだと思うんですよね。
ただそれは私自身がそう思えるだけであって
例えば我が子を思った時。バトンバトン・・・の生活が子供にとっても幸せなのか?は、私にはわかりません。
もっと普通の(?)生活をさせてあげたほうが良いのか・・・良かったのか・・・
一生その答えはわかりませんし、一生「ごめんね」と謝り続けると思います。
姉もそうですが、「勝てないのにやる意味って?」そういう疑問を持つ人は多いですよね。
勝てないのにやるなんて、めっちゃタイパ悪いやん!!
今風に言うとそんな感じでしょうか。
スポーツに限らず、芸術や勉強などもそうだと思いますが
勝つこと・結果を出すことだけを目標にしていたら、時間の無駄に感じるのかなぁ、、
好きだからやる。好きだから続ける。
それがやる理由なんだけどなぁ、、と思いますが
なかなか伝わりにくいこともありますね(笑)
たとえ結果が出なくても
だから価値がない、と決めるのではなく
悔しい思いをしながらでもまた挑戦することで経験を積めるわけで。
それは勝ち負けとは全く別の価値があると思っています。
何を一番大切にして
何を優先するのか
自分の気持ちが決めればよいことで
私自身の軸は全くぶれません。
大会を経て、様々な想いをすることで、さらにその軸が太くなるのを感じます。
勝つために移籍する人・勝てないからやめる人、、たくさんの人が自分のもとから去っていきました。
他のスクールや指導者と比べられることも多いです。
「勝てるチームならやめなかったのに」
「ここにいても勝てないから移籍します」
選ぶのは自由ですが、そのたびに心には五寸釘が突き刺されるような痛みを感じます。
そういう言葉って、忘れたくても記憶からは消えないんですよね。
簡単にデリートできるようなボタンがあればいいのになぁ、、何度そう思ったことか。
今でも時々、そういう状況は発生しますが
もう刺されすぎているのか「だめだ・・・」とはならないのが救いですね(笑)
どうにか想いが伝わらないかなぁ、、勝ち負けよりももっと大切にしてほしいことがあるんだけどなぁ、、
相手の想いに耳を傾けつつ、私がバトンを指導するうえで大切にしたいことを一生懸命伝えています。
勝ち負けだけにこだわりたくない、とさんざん書いていますが
見方を少し変えれば
「勝ちたい=もっとうまくなりたい」という前向きな気持ちの表れでもあります。
その気持ちに寄り添い、自分ができることはなにか??を思った時
私自身が努力できることはまだまだあって
「不足を探して他責にする。負けを正当化する。」そんな指導者ではなく
バトン技術同様に日進月歩でありたい。
昨日より今日、今日より明日、何か少しでも成長できる指導者でありたいと・・・強く思います。
出来ることを探し、試行錯誤の日々。
何が正解かはわかりませんが・・・
メンバーと一緒に成長したいです。
休んだら楽になるかな。
やめたら楽になるかな。
バトンを続ける生活の中で、何度そう思ったでしょうか。
でもやめられなかったのは、やっぱりバトンが好きだからだと思います。
あとは、怖さ・・・ですね。
休むのもやめるのも楽だと思うのですが
一旦やめたら戻れない。それがわかっているからこそ、怖さが常にあるのです。
バトンは私のアイデンティティだと思っているので・・・
大切なものを手放す勇気がありません。
もう人生折り返しをとっくに過ぎているので
きっとこのまま、一生を終えるのだろうと思います(笑)
勝つを目指すことも大切
でもそれだけでバトンの価値を決めないことも大切
勝つ意欲のあるメンバーの気持ちも大切
でもそれを最優先にするのではなく、人としての成長を一番に望みたい
全てを大切にしたいと思う私は贅沢でしょうか。
スクールそれぞれの考え方
学校部活それぞれの方針
実際にバトンをするのはメンバーなので
みんなが一番気持ちよく、満足感をもって取り組めるように考え、努力し続けたい。
やりたい!気持ちがある人が、長く安心してバトンを続けられるように環境を整えたい。
支えてくださるご家族が
大会を見てくださる観客が
「バトンって素敵!」「素晴らしいスポーツだね」と
そうやって前向きに明るく広く認知される時代が来てほしい。
私自身がやれることは、きっとたくさんあります。
微力ではありますがフェニックスのメンバーのため。
京都のトワラーのため。関西のトワラーのため、、、
そして何より、バトンを愛している自分自身のために。
好き!に関われている自分は幸せだなぁ、、と。原点に立ち返ります。
ただ、好きを仕事にしているからといって
何もかも我慢したり、マイナスを全て受け入れなければいけないかというと、そうではないと思っています。
傷つくこともあるし、嫌なこともある。それでOKのはず!!ですよね。
人生の残りを考えると、休んでいる時間はなさそうです(笑)
こうしてブログを書き、想いを発信することもその一つ。
自分が大切にしている想い・活動理念・バトンを通して伝えたいこと
一人でも多くの方に伝わりますように。








