発表会に向けて

発表会に向けて

久しぶりのブログ更新です。

書きたいことはあるものの、ないのは時間でして・・・

しかし実は、それも言い訳だなぁと思うわけです。

 

趣味のブログはほぼ毎日のペースで更新できるのに

なぜバトンブログは更新できないのか。

理由は簡単で、パソコンからの更新にこだわるからなんですね。

そろそろパソコンから離れて、スマホとタブレットのみの生活に

したいなぁ、、と切に思います。

どうしてもパソコンを立ち上げるのが億劫で、、

 

しかし、現在大会申し込みや手続きの全てが

パソコンから行わなければいけないシステムなので

離れすぎるとまたダメなんですよね。

うーん。軽くて持ち歩けて動作がスムーズなパソコンがあればいいなぁ、、

 

とりあえず

これだけ期間が空いてしまったのは過去にもなくて

ログインの仕方を忘れているくらいでした。反省ですね。

5年に一回の大きな発表会も控えていることですし

更新のペースも少しずつ戻していきたいと思います。

長い文章を読むのが苦痛でない方は(笑)どうぞお付き合いください。

 

私事ですが

今日はツグミのバレエの発表会なんです。(夕方開演)

新しく出来た教室なので

今日がホールを利用しての第一回発表会ということで

先生方も気合十分だと思います。

 

バレエの時は、当たり前ですが完全に保護者の立場です。

これがまた、私にとっては大きな学びと経験の場で

バトンの保護者の方の気持ちが少なからずわかったり・・・

保護者から見ると先生の言動ってこんなに影響があるんだなと感じたりすることも

多いのです。

 

今日、保護者の動きとしては

「ついていても、いなくても、どちらでもいいです」

 

???????

 

もう少しわかりやすく言うと

「メイクや支度はスタッフがするので

お母さんたちは楽屋には入れません。

ただ、客席でリハーサルなどは見てもらえます。

ですから、会場に残っていても、預けて帰っても

どちらでもいいです」

 

 

他のお母さんの様子を一旦確認・・・

団体活動をしている以上、やはり「周りに合わせる」ことも大切です。

 

8割残る

2割帰る

 

くらいの割合でしょうか(笑)

 

さすがに9時前集合で解散が20時

その間ついていても、子どもにすることは特にない、となると

私は「帰る」を選択してしまいました。。

それが良い選択だったのか、具体的に出来ることはなくても

そばにいるべきだったのか、そのあたりは正解がわかりません。

 

一つ思うのは

まだまだ子どものツグミですが

少しずつ、自分で出来ることを増やしていってほしい。

ということなんですね。

 

 

私がそばにいて、かいがいしくサポートすれば

本人も安心だろうなぁと思う反面

いつまで経っても「ママが一緒にいてなんでもやってくれる」という気持ちは

抜けることがなくて

 

もちろん、まだまだそういったサポートが必要な場面もありますが

 

いやいや、、学校に親がついていくことってないし

ツグミにはツグミの世界があって

親がいなければ自分なりにお友達に話しかけたり

周りを見て動き方を学んだり

お姉さんたちから色々教えてもらったり

困った時には「助けてください」「教えてください」

「ありがとうございました」が

自分で言えるようになるとか

そういうことが出来るようになるんじゃないかな、と。

(なってほしいという期待も込めて・・・)

 

若干、後ろ髪をひかれる思いもありましたが

今日は先生方にすべてをお願いして、帰ってきました。

 

こうして書いている間も

「何か困ってないかな、、迷惑かけてないかな、、」

と心配にはなるんですよ。一応私も母親なので(笑)

でもせっかく時間を費やして習っているお稽古事から

スキルだけでなく、それ以外の色々な部分も学んでほしいなぁという

親の欲張りな部分もあり・・・

 

どのように過ごしているのかは

想像することしかできませんが

親の手を離れた場面だからこそ

自分の言葉で何とか工夫をして

人と繋がったり、助けてもらったり。

そしてそれに対して、きちんと感謝を伝えられる

そんな人間になってほしいと思います。

 

 

きっとバトンの保護者の方も同じ思いなのかなと想像します。

バトンのスキルをあげていくのはもちろんのことですが

それ以外の部分も育つように、そんな願いもこめて

バトンを続けておられるのかなと思うんですね。

 

今、発表会の合同レッスンなどをしているので

とてもとても強く思うのですが

「同じ目標に向かって人と何かを作り上げる」ことの難しさ!

 

もう50年近く生きてきて、今更??と言われそうですが、改めて感じています。

これは、規模が大きくなればなるほど困難さが増します。

開催規模だけでなく、、

人数も、年齢も、キャリアも、バトンを続けている環境も、

「バラバラ」が多いフェニックスだからこその難しさかもしれません。

 

 

レッスンを休まない

理由があり休むのなら、その遅れをカバーしてから参加する

開始時間を守る

約束を守る

振付を覚える

フォーメーションを覚える

人の話は目を見て聞く

自分のことだけでなく周りを見る

言われたことに対して返事をする

言われなくても状況を察知して動ける

空いている時間を無駄にしない

人のために力を尽くせる

人のために努力ができる

自分を大切にするのと同じだけ仲間を大切にできる

なんとなくその場を乗り切るいい加減さを捨てる

一人でも堂々と踊れるくらい積み上げる

 

 

書き出したらキリがありません。

※もちろんですが、年齢的にそれを求めても「無理!」な内容もあります。

 

でも、どんな年齢でもキャリアでも

出来ることがあると思うんです。

それは

 

人の目を見て話を聞く。

正しい姿勢でレッスンを受ける。

 

正しい姿勢とは??となるかもしれませんが

前からスタッフの先生が話をしている時に

キョロキョロしたり、ウロウロ立ち動いたり

バトンをぶらぶらしてみたり

お友達とお話していたり

そういったことは「正しい姿勢じゃないよ、ちゃんと話を聞きなさい」

と、都度、注意していくことが必要です。

 

注意されないから気が付かず

そのままダラダラと進んでしまう、これが一番怖いことです。

 

きちんとレッスンをせずに

本番だけ可愛い衣装を着て舞台に立つ。

それがもし叶ったとしても

そこから学べるものや得られるものは無くて

 

得るものがあるとしたら

「あぁ、がんばらなくてもなんとかなった~」という

人生において本当に不必要な学びです。

 

メンバーからすると

「先生、怖いな~」「うるさいなぁ、、」と

思われているかもしれませんが

特に発表会レッスンなど、人と大きく関わる場面では

年齢キャリアに関係なく

そういった部分をきちんと指導していきたいなと考えています。

それが「けじめをつける」ということかな、と。

 

ツグミには

「しんどいかもしれんけど、頑張った方が気持ちいいやろ?」と。

ダラダラ、いい加減な気持ちでレッスンをしている時の疲労と

一生懸命練習した時の疲労は種類が違うんやで、といつも言っています。

 

せっかくの大きな節目となる発表会に参加するのであれば

やはりメンバー全員が「一生懸命頑張る」を実行して欲しいと願いますし

迷わずにそれが出来るよう、私もしっかりしなければと。

 

色々な仕事を並行して進めていると

どうしても「えいやっ!!」と気合でこなす仕事も多くなってしまうのが

私自身の反省すべき点だなぁと

今ブログを書きながら自身を振り返っています。

 

一つひとつの仕事を丁寧に進めていけるだけの時間がないんですよね、、

一日24時間じゃ足りない!!なんて

ありきたりな言い訳をしてみますがww

 

発表会の企画運営にはスタッフの先生、シニアメンバー、そして保護者の方や

衣装作成に至っては、洋裁がお得意な、おばあ様まで助けてくださって

数えきれない多くの人の手が集まり

5月5日に向けて日々が過ぎていきます。

 

どれだけ後方支援の手があっても

肝心の舞台で踊るトワラーたちに光がなければ

舞台は成功しません。

 

そのことを今一度心にとめて

出演全メンバーで、気持ちを確認し合いながら進むことが大切です。

 

「チーム一丸となって!」という言葉は

あまり相応しくないと、ある研修会で学びました。

一人ひとり、持っている熱量も力量も環境も年齢も違うのですから

当たり前と言えば当たり前ですよね。

 

15周年の発表会

このことに対しての想いだって

きっと一人ひとり違っています。

これがバトンの集大成になるメンバーもいれば

これからも頑張るモチベーションになるメンバーもいて

純粋に「みんなと踊るのが楽しい!」というメンバーもいるでしょう。

 

それが大前提にあるとして

「一丸となって!」ではなく

「自分のためにも、仲間のためにも頑張ろう」

というメッセージは

常にみんなが心に持っていてほしいと思います。

それを実現するためにどれだけの努力をするのかは

自分の心が決めれば良いことですが

きっと、みんなが最大の努力をしてくれると、、そう信じています。

 

 

私が15周年の発表会に抱く想いは

「多くの方に頑張っているメンバーの輝く姿を見てほしい」

これが大きいですね。

 

 

メンバーを選んで不定期に発表会を開催しているのではなく

5年の節目、という今年

たまたまフェニックスに集ってくれて

一緒にバトンを頑張ってくれるメンバーがいる奇跡

一年前でも、一年後でもダメで

今、集まっているメンバーに

「発表会に出て良かった」「頑張ってよかった」という

達成感や充実感を味わってもらえるかどうか。

 

保護者の方やご家族の方に

「あの場に自分の子どもがいることが

とても嬉しく誇らしい・・・」

と、そう感じていただけるか

 

見に来られた観客の方々に

「こんなに輝いているトワラーがいるんだ!」

と思っていただけるか

 

 

とてもとてもとても

責任の重い立場にいると

改めて痛感しています。

 

実はブログを書くのは

自分の気持ちを整理するため、という意味合いも大きいです。

書いていると色々な気付きがあり、学びがあり

書き終えた瞬間から

また新たな気持ちで前に進めるんですよね。

 

気持ちを何らかの方法で形にする、というのは

とても大切なことなんだろうと思います。

想いの具現化、そこからの成長。

 

 

私が言うと、身もふたもないですが・・・

バトンって本当に難しいものですね(笑)

 

バトンに何を求めるか、も色々な方向があります。

スポーツである以上、必ず結果がついてきます。

大きな大会で成績を残すことも大切かもしれません。

ソロコンテストで一発金賞!にこだわるのも

更に技術アップ!をめざすのも間違ってはいません。

発表会のように、形に残る評価が受けられないものに対しては特に

モチベーションをあげるのが難しいこともあるかもしれません。

 

ただ私が常に想うのは

メンバーがバトンに関わる時間は長い人生の中で見ると・・・

本当にわずかなんです。

特にシニアメンバーに関して言えば

長くバトンを続けてくれている子も多いですが

それでも。これから先、30代、40代、50代、60代・・・と

人生を重ねていくことを思えば

本当にわずかな時間なんですよね。

 

シニアもジュニアもティノも。

幼児さんもルージュメンバーも。

バトンと出会い、バトンに関わる期間は

一人ひとり違いますが

関わっている時間全てがどうかキラキラ輝きますように・・・

みんなのバトン人生が「楽しかった」「やってよかった」「みんなが大好き」

「バトンが大好き」「がんばったおかげでこれが出来るようになった」

「こんなことも身についた」「たくさんの思い出ができた」「たくさんの友達ができた」

こういったハッピーな言葉で彩られ、

バトンで得た様々な経験が、長い人生を生きていく力になるように

 

そればかり、考えている気がします。

 

そのために何が出来るかな

そのためにはどんな環境が必要かな

これはどうかな

みんな喜ぶかな

楽しんでくれるかな

意味があるかな

力になるかな

 

 

バトン指導を始めてから

ずーーーーーーーーーーーっと。

変わらずに考え続けています。

教室を立ち上げてから時間がどんどん経ち

私自身はたいして成長出来ていないのが残念なのですが(笑)

おかげさまでスタッフの先生が立派に育ち

長く続けてくれるシニアメンバーがいて

その姿を見て、私も・・・と続けてくれるジュニアがいて

お姉さんたちに憧れるティノちゃんがたくさん増え

小さい幼児さんも、少しずつ増えてきました。

 

スタッフの先生が多くのことを行動で示してくれるおかげで

私が教えたり、お願いしなくても

積極的に年下メンバーに関わってくれるお姉さんたちが増え

自分がそうやって大切にしてもらったように

今いるメンバーを大切にしてくれているのがとても嬉しいです。

 

私の理念を理解し、そしてついてきてくれるスタッフ、メンバー、そして保護者の方々には

改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

たくさんあるバトンスクールの中で

フェニックスを選んで、バトンに打ち込んでくれること

当たり前ではなくて本当にありがたいことだと感じています。

 

後進がしっかり育っていること

全メンバーがバトンだけに偏っていないこと

多様を受け入れる許容があるメンバーが揃っていること

これが、フェニックスの自慢でもあります(#^.^#)

 

久しぶりのブログなので

色々とたまっていた想いが溢れました!

自分の中で整理できていない時期は

本当に辛く苦しく、精神的にもかなりストレスを感じていましたが

こうして具現化したので、ストンと楽になった気がします。

(単純で楽観的なのが自分の良いところ)

 

発表会まであと68日!!

さぁ、、一日一日を大切に、しっかり歩んでいきましょう!!

 

 




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