文字の力

文字の力

時々、レッスンで幼児さんからお手紙や絵をもらうことがあります。

物の管理にマメではない私ですが、生徒や保護者さんからいただいたお手紙は全部残していて・・・

ちゃんとファイルにしています。

自分が現役時代に使っていた衣装はもちろん、サワの衣装などにもあまり愛着がなく(笑)処分したり、レンタル用に回したり。大会のプログラムなどもほとんど残していませんし、口癖は「心のアルバムにしまったから、捨てるね!」これ。

 

でも、手紙は特別なんですよね。

それこそ、高校生の指導を始めた頃にもらったものや、スクールを始めたばかりの頃のものもあるんですよ。

読み返してみると、今はフェニックスのスタッフとして頑張ってくれているメンバーが高校生の頃に書いてくれたもの!!

今は選手クラスでがんばってくれているメンバーが小さい頃に書いてくれたもの!

いや~、、懐かしい・・・

 

昨日のレッスンでもこんなに可愛いお手紙をもらいました(#^.^#)

 

幼児さんから。上手な絵と、たくさんかいてくれた文章に感動~。。

 

一部抜粋で・・・

「バトンのせんせいへ

いつもバトンがだいすきです

りはさる(リハーサル!)あしただね

たのしみにしています

・・・・・・

がんばります

せんせいがだいすきです

またやさしくしてください

ずっとバトンはおおきくなるまでやめません」

 

最後の一文にズキューン!!

バトンはカタカナで書いてあったり、ちゃんと敬語を使えていたり。

普段から本をよく読んだり、こういったお手紙のやり取りをしているのかもしれませんね。

大きくなるまで(大きくなっても!)バトン大好きな気持ちを無くさずに、ずっと続けてくれますように・・・

 

 

少子化、お稽古離れ、お稽古の多様化、保護者さんや子どもたちのニーズの変化・・・

正直、この先バトン界はどうなっていくのかな?漠然とした大きな不安があります。

10年後どころか、5年後どうなっているのか、、モヤモヤと闇がかかったように感じることもあります。

「人」がいなければ続かないフェニックスバトンチーム。

こうした小さいトワラーの存在は、チームにとっても大きな希望です。

同時に、今頑張っている小学生・中学生メンバーやシニアメンバー、その子たちが長く続けてくれること。

2歳から30歳オーバーまで(#^.^#)細くてもいい、長く続けてくれるといいな。

常々言いますが、バトンへの向き合い方は人それぞれ。

濃くすることも、薄くすることも、可能なんです。

 

楽しいイベントや、楽しいレッスン!バトンには、楽しい♪瞬間がいっぱいあります。

しかし・・・

実際にソロコンテスト・チームにチャレンジすることを決めて、その練習が始まると、決して楽しくないコツコツした反復練習が待っていて(;^_^A

楽しくない、思っていたのと違う、、そういってバトンから離れてしまう子がいるのも、隠しようがない現実です。

 

楽しい現実と、楽しくない(と思われがちな)現実

いかに、そこを上手に進めていくかが、指導者の手腕なのかな、、とも思います。

できるようになると楽しいんですよ!クルクル回せるようになると楽しいんです(#^.^#)

その気持ちを大切にしたいな(#^.^#)

 

お手紙に話を戻して・・・

今は時代の流れを見ても、メールやLINEが主流です。

私自身もそのツールを多用しています。やっぱり、すぐにお礼を伝えられる、気持ちを伝えられるという点では、本当に便利な時代になったなぁという印象で、このツールがない生活は考えられないかなぁ。

でも、こうして紙でもらうお手紙。大会後にもらう色紙やメッセージカードなどもそうですが、形に残り、何度も見返せるもの。やはり格別な味わいがありますよね。

いつまでも色あせないというか・・・

 

紙はかさばるし、いつか老朽化してしまうし、と、写真やコピーで残すことも考えたのですが、やっぱり現物で保存しています(笑)せめてラミネートしておこうかな~。

年代的に、どうしても写真はプリントしたくなる、その感覚と似ているのかもしれません。

 

今日はシニアチームレッスン→宇治文化芸術祭リハーサル→ジュニアチームレッスン

大忙し!!

どのチームも作品も、笑顔で本番の舞台に立てるように、、レッスン頑張りたいと思います。

 

 




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