残念な週末

残念な週末

楽しみにしていた秋のイベント、開催一転・・・中止の連絡が・・・

10月末の本番に向けて練習を進めていたメンバーの姿を思うと

「この時期だから何があっても仕方がない、受け入れなくては」という気持ちと

「形を変えてでも開催してほしかったなぁ、、」という気持ち

 

半々で・・・

辛かったなぁ。。

 

しかし、せっかく練習してきたことを無駄にしたくない!

ということで、フェニックスだけでのミニミニ発表会を、無観客で行えないか計画中です。

感染予防対策をして、少しの時間でもいいので子どもたちもおうちの方も楽しめる時間が作れないか・・・

無理かな、、どうかな、、

ライブ配信するのであれば、通信環境を整えて臨まなければいけません。

撮影は?一人で出来るかな、、

曲数は?着替えは?

やったところで見てくれる人がいるのかな(;^_^A??

自己満足??

などなど

 

またジワジワ感染が広がっている感があります。

私たちのような活動、これからどんな道を歩いていくのか

リスクを考えて活動をやめるのか

予防を徹底した上で活動を続けていくのか

本当に心休まる暇がありません。

「よし、やろう!」「やっぱりあかんのかな」自分の心の浮き沈みの激しいこと(笑)!!

 

加えて、土曜日のレッスンでは自分の色々な部分での足りなさを痛感。

久しぶりに感情のコントロールがものすごく難しくて、自分でも焦りました。。

一人になって、冷静に考えてみると答えが見えてきました。

私は常から「どう思う?」とメンバーやスタッフに意見を聞く機会を、意識して作っています。

もちろん、そこに対しての答えは様々です。

こちらから聞いた以上、例えそれが自分の望む意見でなくても、受け止める許容の広さが必要なんですよね。

私にはまだまだそれが足りないようです(;^_^A

知らず知らずのうちに、自分の求める答えを期待していたんでしょうね。

普段はどんなことでも受け止めることが出来ていたのですが

なぜかこの日は・・・

自分が大切に思っていること、真剣に考えていること、それが人にとっても同じだとは限らない。

それをはっきりと認識させられたような、そんな気持ちになりました。

 

考えてみれば当たり前のことですね。

大切なもの、みんな違います。

大切に思うのはそこに関わる時間やかける気持ちが大きいからで

関わりが薄ければ「大切」さが私とイコールにはなりえないのです。

 

理解してもらえないことへのさみしさは若干ありますが(笑)

これはこれ、その一点だけをみてあれこれ考えたり引っかかるのではなく

もっと広い視野で物事を見ていきたいなと思います。

45歳になってもまだまだ修行中です(;^_^A(;^_^Aもっと精進が必要!!

 

そんなこんなで残念な思いで沈んだ週末でした。

でも、そのおかげで色々と考えるきっかけをもらった気がします。

部活であれば、役割が明確です。

部長・副部長の役割、学年も明確。

練習の準備をするのも、片付けをするのも、練習中の進め方も、すべて役割が明確だと思います。

 

私たちはそうではないんですよね。

良い面もたくさんありますが、実は「周りに鈍感になりやすい」環境なんです。

あえて年齢の壁を作りたくないので、ジュニアもシニアもメンバー同士は敬語を使いません。

部活なら年功序列が絶対ですが、あえてそこを意識的に外しています。

それがときには、悪意は全くなくとも、受け取る側にとっては気遣いのない発言に繋がってしまうこともあるんですよね。これが起きるのも「鈍感になりやすい」ことが原因ではないでしょうか。

なので、ジュニアメンバーには、ミーティングするうえでのルール、練習中のルールを明確に伝えています。

仲の良さがチームの足をひっぱる原因になると残念過ぎますからね。

 

また環境面では、早く行った人が扇風機の準備をしたり、窓を開けたり。

フロアのポイントテープを貼ったり、靴箱にたまっているゴミを掃き掃除してくれたり。

気付いた人がそれをやるところまでは出来ています。

ただ、やっていない人がそこに対して気付くことが少ない。これが残念な点です。

フロアにポイントテープが貼ってあったら「誰が貼っておいてくれたんだろう」

玄関がきれいになっていたら「誰かが掃除してくれたのかな」

扇風機がすでに回っていたら「準備してくれた人、ありがとう!」

そうやって気付き感謝出来る人が、周りに対して敏感な人だと思うんですよね。

私は基本的に一番早く体育館に行くので、練習が始まるまでの様子を常に見ていますが

周りに敏感な子は、「ゴミが落ちているから掃除しておいて」と言わなくても、

自分でほうきを出してきて黙って掃除してくれています。

扇風機(体育館用なので大きくて重いのです)をゴロゴロひっぱり

苦労してコードをつないで、練習がスムーズに始められるように動いてくれています。

決して義務感ではなく、気付いて自然に行動できる。これは素晴らしいことですね。

 

準備に関われなかったのなら、せめて片付けはやらせてください!という気持ちを示したり

「ポイントテープ貼ってくれてありがとう!」の感謝を伝えたり

年齢・付き合いの長さ・仲の良さ、そういったことに関係なく

こういう行動をとることは、人と付き合う礼儀という意味でもとても大切です。

 

指導者、メンバー、みんなそれぞれ考えていることがあり悩んでいることがあります。

すべて「チームのため」を思うから。

「自分たちが精一杯できればそれでOK」「他のチームの事は気にならない」という目線では、本当に応援してもらえるチームにはなれません。

自分たちだけではこの活動が出来ないんだ。指導者がいて、メンバーがいて、仲間がいて、支えてくれる家族がいて・・・

 

体育館がきれいだったり、練習が快適に始められることも、当たり前ではありません。

自分ではない誰かがそれを整えてくれているから・・・なんですよね。

そういう目線で物事を考え始めると、色々なもの・色々な人に感謝の気持ちがわいてきます。

人に優しく。そして丁寧に。発言も態度も、礼節をわきまえて。

自分自身がその大切さを再認識するきっかけになった週末、学びが多かったなぁ。。

 

疲れた心を癒してくれるのは、かわいい我が子♪

いつも笑顔をありがとう!

 

 




instagram


goheader