ありがとうございました!

ありがとうございました!

昨日、第28回バトントワーリング京都府大会が無事に終了しました。

 

いや~・・・

 

本当にここに来るまでの日々を振り返ると、一人で泣きたくなります(;^_^A

何の涙?と聞かれると答えられないのですが、、

 

自粛期間が遠い昔のことのような気がします。

日常が少しずつ戻ってきていて、

その中で生まれた新しい生活様式もずいぶんと馴染んできて

マスク姿・手指の消毒は当たり前

三密を回避し、感染リスクを避けるために様々なことが縮小・中止

それも受け入れられるようになってきました。

 

でも、この京都府大会に向かって準備を始めた頃はまだ色々なことが不安定で

大会があるのかないのか、、みんな口には出さないけれど聞きたくて

早く決めてほしいようなそうでないような・・・

 

大会用の新しい作品を、一から作るということは簡単ではなく

私の場合は、いつもほぼ一年かけて準備をしています。

それだけ時間的な余裕を持っていないと不安なんですよね。

実際、使用曲も昨年12月には決定していました(笑)

曲選び、衣装考案と作成、メンバー募集、振付開始・・・

ありとあらゆることをやり、それでもし「大会中止」となったら?

その損失は計り知れません。

費用的なことだけではなく、「努力が無駄になる」「何のためにやったのか」

という感覚に陥るのがなにより怖くて

メンバーや保護者さんにもそんな思いを抱かせるくらいなら、いっそ今年度はチームの取り組み一切無し。

そう決めたほうがよいのかな。真剣に悩みました。。

 

人を集めて何かあったらどう責任をとるのか

こんな時期に習い事なんて

子どもたちに期待を抱かせて、突然ハシゴを外された時(大会中止)は?

 

実際、そういった声が耳に届くこともあり

悔しいとも怒りとも違う、なんとも言えない感情に落ち込んだ日もありました。

言われていることは全て正しくて、それでも諦められなくて、、

 

京都府大会の実施が決まってからも、本当に大会が出来るか。

ずっと不安な気持ちがありました。

考えられることは全てやろう、そこの手間や努力を惜しまないでおこう。

これが運営サイドの合言葉のようになっていました。

やりすぎ?とか、意味ないかも??ということであっても

少しでもリスク回避に繋がるのであれば実行していこう。と。

 

スクールのほうでも、しつこいくらいの感染予防対策をして

スタッフの先生やリーダーさんと何度もリモートミーティングをしました。

こんな状況だからといって、例年の目標を変えずにいよう。

取り組む熱量はいつもと同じ。

ただ、万が一「大会中止」となったとしても

そこで嘆くだけで終わるようなことがないように。

ちゃんと受け止めて整理がつけられるように。

心の準備はいつもしておこう。何度もそんな話をしました。

 

色々思いがあふれて・・・

各団体がフロアで元気いっぱいの演技を見せてくれた時には、感動で心が震えました。

大げさではなく、本当に!

 

フェニックスメンバーも

シュシュメンバーも

外部指導で関わっている中学高校も

みんな本当に素晴らしい演技でした!

全団体金賞という結果も嬉しいですが

それよりも、この限られた時間・ある意味特殊で経験したことのない状況下だったにもかかわらず

これだけの作品を見せてくれたこと

そこに感動して涙をこらえるのに必死!!

きっと、一生忘れないでしょう・・・

 

自粛期間中の不安な気持ち

次々と行事が無くなっていく中で失われていく目標

サワがその頃よく言っていました。

「学園祭も体育祭も中止になった。これでバトンの大会も中止になったら

ほんまに何を目標にして学校にいけばいいのかわからない・・・」

正直な気持ちだったのだろうと思います。

(そんな時期こそ勉強を!というお声があるのは承知の上で(;^_^A

 

同じような思いを抱えている人は多かったのではないかな。

だからこそ、どんな形であっても目標を持ち、そこへ向かう努力を忘れず

その努力を発表できる場をなんとかして作りたい!!

今回大会運営に関わった人は、みんな同じ思いだったと思います。

 

一夜明け

保護者さんやメンバーから

「大会に参加して良かった」「どんな形であっても開催してもらえたことが嬉しい」

「バトンのおかげで、日々の生活にリズムを持ち過ごせた」

「みんなで協力する楽しさや難しさ、やりがいもたくさん感じた!」

そんな嬉しい声がたくさん届いています。

これらは、リモートでは得られない感覚で

ライブの持つ力・・・リスクは避けなければいけませんが

やっぱりライブ感は大切なんだ!!と改めて実感しました。

 

今は、今年も諦めずにチームの取り組みをして良かった。

心からそう思っています。

 

大会運営にあたっては、本当にたくさんの方のお力をお借りしました。

大会長や実行委員長はじめとし、多くの先生方の冷静な判断と的確な指示のおかげで

私も無事に役目を終えられました(#^.^#)

本当にありがとうございました!

 

そして大会のたびに思うこと。

私が運営の仕事に集中できるのは、スクールの一切を引き受けてくれるスタッフの先生や

感染リスクがゼロではない中、快くメンバー引率をして下さる保護者さん

惜しまずに何でも協力してくれるOGたち

ルールを守り、適切な行動を取れるメンバーたち

メンバーたちを全力でサポートしてくださるご家族皆さん

周りの人に恵まれているからなんですよね。

なんて幸せ者なんだろう。。感謝を言い出したらあふれて止まりません!!

 

それから

遠く離れていても、会場に来られなくても、色々な方法で「頑張って!」を届けてくれる

サポーターさんたち

OGやそのご家族にも・・・

本当にたくさん励ましてもらいました。

どうもありがとうございました!

 

また、今回シニアチームは、メンタルコーチングの機会もあり

メンタルコーチの日野先生にも大変お世話になりました。

メンタルコーチングのおかげで、考え方の幅が広がり、良いパフォーマンスに

つながった部分がとても多かったです。

日野先生、ありがとうございました!

引き続きよろしくお願いいたします。

 

まだしばらくは残務処理もありますが

気持ちはしっかりと切り替えて!

次はソロコンテスト、そして関西大会と続きます。

 

バトンが出来ること。「みんなと」バトンが出来ること!!

この幸せを当たり前だと思わずに、感謝しながら日々を大切に過ごしたいと思います。

 




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