関西大会振り返り(高校生編)

関西大会振り返り(高校生編)

関西大会、終了しました。

 

 

毎年メンバーに言いますが

「今年のチームはいいよ!」

嘘でもお世辞でもなくて、本当にそう思うのです。

 

今年も、そうでした。

人数は11人と少なかったですが、一人ひとりが心をしっかり結んだ演技で、フロアに満開のSAKURAを咲かせてくれました。

 

6月も9月も、そして11月も。

場面ごとにミスがあったのは事実ですが、それでも最後まであきらめない、凛としたたたずまいは、心に強く残っています。

シンプルな衣装も、1曲通して穏やかで切ないSAKURAの旋律も、11人にピッタリだったと思います。

 

行きたかったね、、全国大会。

叶った時、その喜びを爆発させる11人の姿を何度想像したことでしょう。

そうなると信じて、ここまでがんばってきましたから、やはり結果が伴わないと正直なところ「しんどい」です。

ダメージは大きいですが、メンバーはもっともっと・・・ですよね。

スクールと違って、やはり部活には終わりが来ますから。

今年が最後の3年生、後輩たちにとっても大好きな先輩と踊れるのはもう今年が最後で。

あと一か月、一緒にやりたかったね。

昨日は反省会&引退式だったようですが、みんな涙が止まらなかったと、サワが報告してくれました。

 

私は、高校の指導に長く関わっていますが、指導に行くのは月に3回あるかないか。

作品は作りますが、その作品を形にするのは、ほぼ生徒が自分たちで考えてやっています。

働き方改革の波で、部活時間は大幅に削られ、その補填はどこにもなく、少ない時間でどれだけのリターンを生めるか、まさに「コスパ重視」をしていかなければ、形にならないんですよね。

言い訳しようと思えば、いくらでも。

時間がない、体育館が狭い、場所がない、人数が少ない、7限目がある、終日練習なんてもってのほか、そしてコーチが来る回数は少ない、、

でも決してそうはならないんです。

困った時にはLINEで相談してくれたり、自分たちから動画を送ってきて改善点を聞いてくれたり、まさに能動的に活動している部活なんですよね。勉強との両立も、絶対におろそかにしない。だから部活はダメなんだ、、ではなくて、その逆です。頭を使える子たちだから、いい練習ができて、結果自分たちで創意工夫ができる。素晴らしいことです。

 

結果だけを見たらダメだったかもしれませんが、私は何よりその部活の姿勢と、生徒たちの力に誇りを持っています。

必死にやらなければ全国大会には行けないのですが、だからといってなんでもアリ??部活だけ頑張ればそれでいいの?好きなことだけがんばって、勉強はその次??違うよね。

バトンから離れてリラックスする時間、学校行事に積極的に参加できる環境、大会だけに偏らない部活、そういったことも大切にしてほしい。生徒たちには、常々そう伝えてきたつもりです。

 

その取り組みの姿勢を続けて、全国大会という結果がついてきたら最高ですが・・・現実はそう甘くはないですよね(;^_^A

関西のレベルの高さ。激戦ですから・・・

 

前日練習で生徒たちと約束したことがあります。

「結果第一ではなくて、見ている人の心に残る、印象に残る演技をしようね。」

私は、ひいき目かもしれませんが、その約束は果たしてくれたと思っています。

仕事の合間に見た演技だったので、生徒たちには何の声掛けもできませんでしたが、しなやかに美しく、そして精一杯咲いてくれました。緊張やプレッシャー、様々な感情が入り組む中、見事な演技でした。本当にきれいでした。

 

私も遥か昔、現役時代があり、この子たちの先輩でもあるわけですが・・・

当時は全く思いも寄せられませんでしたが、特に高校三年生には「頑張ったけど結局ダメだった」ということではなくて、この伝統ある学校で、歴史の長いバトン部に入り、仲間と出会えた奇跡。長く続く歴史の一つに、自分たちが関われたという奇跡。ありがたく幸せなことだったんだな。。と、いつか振り返ってほしいなと思います。

今、フェニックスのシニアメンバーとして頑張っている子たちにも、貴方たちの先輩がたくさんいるんだよ。

みんな、全国大会を目指して・・・それが叶った時も、叶わなかった時もあります。

でも「バトンって楽しい!」「みんなと一緒に同じ目的に向かって努力することって素晴らしい!」それを肌で感じたからこそ、今も頑張ってくれているのです。

 

仲間との絆は太くて強くて

そんな仲間に出会えたこと。バトンを通して自分の最大限を尽くしたこと。

何事も諦めずに、壁を越えていく努力をしたこと。

全てが自分の財産になっています。目には見えないですが、今後の人生を支えてくれる、大きな柱になるはずです。

 

私がバトン・部活を通して学んでほしいことはまさにそれで・・・

 

 

「でも、結果出せてないやん」「言っていることはきれいやけどな」

そう誰かに言われている夢をしょっちゅう見ます(笑)

その誰かって、もう一人の自分なのかな。私自身に大きな矛盾があるのかもしれません。

もう一人の自分の声に負けない。私たちの取り組みは正しかったし、誰一人としていい加減な気持ちでフロアに立った子はいなかった!!結果第一主義ではなく、私は人間育成を第一にしたい!!

 

サワが高校の部活に入り、親の立場としては部活に感謝しかありません。

指導もしているので、良く「変な感じにならない?」と聞かれますが、まったく。

部活の時は完全にお互いが違うモードになっているので、、

優しい先輩たち、そして個性豊かな同級生に出会えて

「みんなのことが大好き!」「今、ほんまにバトンが楽しい」

そういって日々取り組む娘の姿を見ていると、部活にどれだけ成長させてもらっているか・・・

実はレベル的には一番足を引っ張っているのがサワだと思いますが(;^_^A

そこにめげることもなく、周りのサポートも手厚く、本当に人に恵まれていると感じますね。

レベルでは貢献できなくても、人一倍声を出し、明るく前向きに取り組む姿に感心することもあります。

 

どんなに高い壁であっても、チャレンジすることはやめない。

それはメンバーの固い意志のようで、次のシーズンも全国大会を目指して頑張ることになると思います。

うんうん。それでよし!!

悔いが残らないようにやるのみ・・・ですね。

 

私自身、部活から学んだものは大変大きくて、今の自分を形成する一つの軸になっていることは明白です。

バトンに関しても、人間関係に関しても・・・

そして部活で出会った人との絆は、今も太く強く続いています。

私は全国大会には出たことがありませんが、それでも中高で部活をしていた6年間を誇りに思っています。

 

結果が出なかったからといって、すべてを否定されているのではありません。

その否定は、あの日の実施についてのこと。それだけです。

過去(つまりはやってきた取り組み)を否定されたわけでも

未来(つまりはこれから先)を否定されたわけでもない。

だから、冷静に受け止めて、また次・・・がんばるのみ!!

 

 

心を強く。そして自分たちを認めて・・・

 

みんな本当にお疲れ様でした。今年もみんなと一緒に過ごせたこと、作品を作れたこと、嬉しくて幸せでした。

みんなの姿から、私自身学ぶことがたくさんありました。

青春の一ページ、泣くほどに一生懸命になれるものに出会えた奇跡。これは、もう奇跡としかいいようがありません。

大切に、心に刻んでおいてほしいと・・・

 

幸せな時間をどうもありがとう。

またこれからも頑張りましょう!!

 

 

 

 

 




instagram


goheader