シーズンが終わります。

シーズンが終わります。

急にあたたかくなり、すっかり春を感じられるようになりました。

卒業シーズン!!

小学校・中学校・高校、、

それぞれの卒業が無事に終わったらブログを書きたいなと思っていました。

フェニックスでも、この春に卒業そして進学をするメンバーが

たくさんいます。

 

サワも、無事に高校を卒業しました!

実際は3月1日卒業式だったので、少し前の写真です。

 

 

何年ぶりの着物だ・・・

もう色々な意味で大変すぎたので、二度と着たくない(笑)

 

たくさんの友人や、先生方に見守られ

無事に過ごした中学からの6年間

超暗黒時代もありましたが(今となっては懐かしい・・・)

それも、サワを形成する歴史の一つで

あの超暗黒時代があったからこそ、今があると。

そこは母子ともに常に話をしています。忘れちゃいけないよね、と。

 

サワの超暗黒時代には、もう、、私自身も頭がおかしくなりそうで

苛立ちまぎれに様々な物を破壊した懐かしい思い出。。

スマホも割ったし、キッチンの床にも、壁にも、穴をあけました(笑)

どうなることかと未来が見えない日々でしたが

サワ自身の生きる力。信じて良かった。

そこで折れずに、こうして今、のびのびと生活してくれていることに

感謝しかありません。

 

それが出来たのは、周りの方のサポートがまず大きくて。

サワのことを理解し、寄り添い、励まし、支えて、共に歩んでくださった

多くの方がいたからだと思います。

心より感謝を・・・

そして、自分の人生を諦めずにちゃんと歩んでくれている

サワ自身にも感謝を・・・

 

 

一つの区切りを迎え、新しい道へ歩き出すメンバーたち

それぞれ、受験のためにバトンをお休みしたりペースダウンしていましたが

「無事に決まりました!」「ようやくレッスンに行けます!」

と報告が来た時はどれだけ嬉しかったことか・・・

もう、我が子が受験に合格した時のような心持ちで

「やった!!よかった~!!」と飛び上がって喜びました。

 

コロナ禍での受験シーズンは

きっといつも以上に感染には敏感になっていたでしょうし

それは本人だけでなくご家族も同様で

 

想像することしかできませんが、きっと大変な

緊張感のある日々を送ってこられたんだろうなと思います。

 

 

60人メンバーがいれば

60通りの人生があり

保護者の方の考え方も60通り

バトンに対する考え方やスタンスも60通り

私の理想は、その60通り全てに

丁寧に寄り添うことです。

 

ただ、そうしたくても「団体競技」という側面が

それを阻むことはしょっちゅうで

メンバー間のバランスや

心の満足度や

そもそもバトンをする意味とか

工夫しても限界はあり

なかなかうまく進められないことも多かったなぁ、、と

反省しています。

学校のように個人面談があるわけでもなく

保護者説明会があるわけでもない。

三者面談もないですし(笑)

 

受験生に限らず

コロナで活動制限がかかったり

自粛生活になったり

メンバーや保護者の方と顔を合わせる機会も激減してしまいました。

そんな中でとるコミュニケーションの難しさ・・・

LINEの言葉だけでは

想いを正しく伝えるのは難しいこともあって

いつも以上に、人との関係に気を遣い

丁寧に日々を送らなければいけないなと痛感したシーズンでもありました。

 

 

体育館でメンバーの顔を見た時にはとても嬉しくて

スタッフの先生と会えた時にはホッとして

保護者の方の丁寧な関りに安心して

会えない時間が増えた分、会えた時の喜びは倍以上になりました。

 

私だけでなく

メンバーもスタッフも、バトンに来た時に

同じように喜びを感じてくれていたらいいなぁ、、と

そう思います。

 

 

年度終わりは、いつも特別な感情になります。

なんていうのかな・・・

メンバーひとり一人の成長が本当にまぶしくて

この一年間の頑張りに、大きな大きな花丸を付けたくて

バトンでの関わりしかない私ですが

メンバーそれぞれがどんな気持ちで一年間を頑張って過ごしてきたか

一生懸命過ごしてきたか

想像すると

なんとも言えない気持ちになるのです。

(嬉しさ、労い、、がんばったねという気持ちであふれます)

 

 

今日は年度末発表会。

制限はありますが、久しぶりの有観客の発表会です。

一番見てもらいたい人。

自分の頑張りを一番見せたい人。

ご家族が足を運んでくださる予定です。

 

 

私自身は、親から褒めてもらった記憶がほとんどなくて(笑)

そもそも、高校生の頃にはすでに母親が他界していたので

バトン、部活頑張ってるね!とほめてもらえることなんて一度もなく

それどころか大会も見てもらったことがなかったんですよね~。

バトンしているところ、見たことなかったんじゃないかな。

他界するまでは病気がちだったので、一緒に出掛けた思い出も

小学校や中学校での思い出もほとんどないんです。

 

この機会にお母さんの思い出、、と必死に考えてみたのですが

片手ほどしか思い出がなかった(!)我ながら驚きます。

 

お母さんとの思い出

↓↓↓↓↓↓

〇美味しい手作りのかぼちゃケーキが大好きだった

〇黒と白のレース調のロングスカートがとても似合っていて、それを着て参観日に来てもらうのが嬉しかった

〇洋裁と編み物が得意だったので、洋服は手作りのものを着ていたし、習っていたダンスのレッスン着を縫ってもらったり、レッグウォーマーを手編みしてもらったりしていた

〇本が好きで、勉強も好き(小学生時代)だった私を見て、塾に行かせてくれたり私学の受験をさせてくれた→この時の母の理解がなければ、バトンに出会うこともなく、今の私はないと思う。

 

 

 

・・・以上(笑)少ない!!

 

 

 

私は、発表会でメンバーがイキイキ踊る姿を見るもの好きですが

それを見守るご家族の方の姿を見るのも同じくらい好きなんです。

(自分がそうやって見守ってもらったことがなかったから、余計かもしれません。)

言葉では書けないのですが

あたたかいんですよね。

もう、あたたかくて・・・愛にあふれていて・・・

その姿に胸が熱くなることは、しょっちゅうあります。

 

メンバーがたくさんの愛情を受けて

バトン活動を見守ってもらえて

応援してもらえて

そしてのびのびと演技できて

 

これほどありがたく幸せなことがあるでしょうか。

 

 

今、自分自身も母親になり

ダメ主婦ながら子育てに関わる毎日で

感じることがたくさんあります。

早世した母が、病気がちで思うように子どもに関われなかった無念も

想像ですがわかるようになりました。

今、こうして子どもと向き合えることに感謝を忘れてはいけないな、と。

強く思います。当たり前なんて、ないのですから。

 

メンバーにも

当たり前ってないんだよ。

バトンが出来ることも、見守ってもらえることも

元気に踊れることも、仲間がいることも、

居場所があることも、当たり前じゃなくて、幸せな事

毎日毎日が、幸せなことの連続なんだよ、って。

そこに感謝して、今日は想いを込めて踊ろうね!!

そう伝えたいです。

 

 

保護者の方には

お子さまの頑張りはもちろん

バトンという一本の銀の棒に魅せられて集まったメンバー全員に

あたたかい心からの拍手をおくっていただきたいと思います。

 

 

さぁ、準備~!!GO!!

 

 

 

 

 




instagram


goheader