先生の想い

発表会当日

では引き続き発表会当日編。

 

案外バタバタしていると撮り損ねるプログラムとチケット

記念に一枚撮影しておきましょう!

 

 

雨が後ろにずれてくれたおかげで、当日は快晴!!

良かったです。

この光景が、雨だったら、、と思うと

もう出だしからテンションが下がりますからね。

 

写真業者さんがおっしゃっていたのですが

「先生、晴れ女ですか?」

どうかな、意識したことはないですが、確かに大きな行事では

雨に見舞われない気がします。

 

業者さん曰く、5年前も雨予報だったんですって!

それがズレたか何かで、当日は快晴でした。

 

 

 

みんなで手分けしてメイク中

舞台メイクは特殊なので、この辺りも何度も打ち合わせを重ねて準備しました。

 

 

あまり見る機会のない舞台裏、楽屋の様子です。

スムーズに進行するように、綿密に準備がされています。

衣装替えに手間取ると、曲の進行が遅くなり

見ている方も退屈するし、司会でつなぐのも限界があるし、、

この衣装早替えがうまくいくかどうかが

発表会成功の大きなカギを握っているのは間違いありません。

 

これら全て、舞台裏お手伝いのお母さんたちが工夫してくださいました。

5年前のノウハウをもとに

Zoom会議を重ねたり、現場で打ち合わせしたり

皆さんお仕事等でお忙しい中、本当にありがとうございました!

私は舞台下手袖に貼りついていて

曲出しの合図や司会の合図、全体の流れを見ながら動かすのに精いっぱいで

楽屋に顔を出す余裕はゼロなんです。

信頼している皆さんですから、安心してお任せすることができました(#^.^#)

 

行方不明になりがち、でも絶対に必要なバトン!!

こんな風に置き方まで工夫してもらっています。

 

 

舞台裏お手伝いの方のファインプレーはいくつもあります。

やはりどれだけ準備をしていてもイレギュラー対応が必要なんですね。

人間がやることなので、、

それに的確に対応してくださるファインプレー連発!

小さいメンバーの、予想していなかった直前にトイレ行きたいコールにも

当日シューズ忘れた!という対応にも

「えぇ!?今!?」とこちらが驚くより先に

ファインプレーで解決してくださる神対応。。

本当にありがとうございました。

 

 

舞台の上はというと、これは小さいメンバーが

立ち位置を間違えないための工夫です。

それぞれにアイテム(ブドウやバナナなど)を決めて

そのアイテムを取りに行く。そしてまた同じアイテムが

貼ってある場所に戻る。

舞台上に、ラミネートも貼ってあるんですね。

この工夫のおかげで、とっても上手にフォーメーションが作れました!

果物さんを作ってくれたのは、保育を専門に学ぶシニアメンバー

さすがのクオリティ!!

 

 

お花のアーチも、発表会二日前に保護者の方が

綺麗に仕上げてくださいました。

私、造形物作るのが苦手なので、とても助かりました!

スカスカの観葉植物だったアーチが

お花たくさん!の可愛いアーチになりました。

 

 

ちなみにこのアーチ

机や家具の角にぶつからないためのクッション材に

色々な造花や葉っぱをつけて作りました。

これを8個作るために、100均の造花を買い占めて

そのお店の造花コーナーをお榊と仏花だけにしてしまったのも

今では懐かしい思い出です。。

 

 

貴重な舞台袖ショット、これは私からの目線です。

こちらも載せておきますね。

 

 

受け付けの様子

こちらも保護者の方が守って下さっています。

開場と同時にどれくらいの混雑になるかな??と

心配していたのですが、色々と導線を工夫してくださったおかげで

大変スムーズだったようです。

大きなトラブルもなく、対応してくださったことに

改めて感謝します!

 

お願いしていなかったにも関わらず

進んでお客様の誘導をしてくださったり

車いすの方対応でドアの開け閉めを手伝ってくださったり

その場にいた保護者の方もたくさんのことをお手伝いしてくださいました。

 

こういった会に足を運んで、一番に印象に残るのは

やはり受付なので、、

そこの部分を穏やかに丁寧に努めてくださって

本当に助かりました。ありがとうございました!!

 

たくさんのお花も、ロビーを彩ってくれました。

 

 

ここに掲載した以外にも

たくさんのお花をいただきました(#^.^#)

サボテンも枯らしてしまう私ですが(笑)

お花の綺麗さはもちろんわかりますので

本当に嬉しかったです!

会場に彩りを添えていただき、また

「おめでとう!」の気持ちをたくさん寄せていただき

本当にありがとうございました。

 

 

美しいこちらのお写真も・・・

 

 

 

当日のバルーン

開場時間に向けて、準備も着々と進みます!

 

 

リハーサルが終わって軽食タイム

こういった光景も、コロナ禍では考えられないことで

我慢や制限の多かった時期を過ごした子どもたちにとっては

とても新鮮で楽しい時間なのかもしれません。

 

 

だんだんと日常の風景が戻りつつあります。

制限が解除されて本当に良かったです、、

つらく長い、我慢の3年間でしたよね。

 

 

最後のメイク直し

みんな頑張ろうね~

 

 

 

開場前の様子

 

 

 

いつも一緒に頑張って下さる京都府バトン協会の先生方

招待したお席には、先生方の推しさんの写真と

私からの感謝のメッセージ&心ばかりのプレゼントを・・・

皆さん喜んでくださって良かった!!

 

 

 

代わりに、こんな風に応援してくださいました(#^.^#)

私の推しさんのパネル!!

舞台挨拶の時は、ライトの関係であまり客席が見えておらず

見つけることが出来なかったのですが

こんなにたくさんの推しさんに囲まれて幸せです。

 

 

私が今回、絶対にやりたかったこと。それがスローガンイベントでした。

スローガンイベントって何??と思われそうですが

韓国アイドルの応援では、よくあるんですね。

スローガンと呼ばれるメッセージボードを掲げて

アイドルを応援するのです。

 

発表会は、見に来てくださることのことを

一番に考えるのが普通かもしれませんが

私の中ではそれと同じくらい大切にしていた

「メンバーに私からの、ご家族からの、お友達からの愛を届けたい」

これを実現するために、何かできないかなぁ、、

考えて考えてたどり着いたのが、スローガンイベントでした。

 

サプライズですので、スタッフの先生にも内緒。

お世話になっている印刷屋さんにお願いして

紙質もサイズもすべてにこだわったスローガンがこちらです。

 

 

 

リハーサルももちろんできませんし

成功するかどうかも一か八かの勝負!

舞台業者さんにも、司会者さんにも

「スローガンでサプライズ、、」がイマイチ伝わらないまま

ドキドキでやってみたのですが・・・

 

結果は??どうだったかな。アイドル気分を味わってもらえたかなぁ。

会場を埋め尽くすほどのお客様、とまではいかなかったので

若干寂しいですが

センター付近に集まって下さっている方

そして会場の後方まで

皆さんのご協力でスローガンイベントが(多分)成功しました!

 

実は私からのメッセージムービーは

「おしまい」のあとに

「後ろを見て!」というメッセージがあったんですね。

それを上映担当の方に伝えるのをうっかりしていて

おそらく、「おしまい」でムービーは終わり、電源オフ、となったようで、、

あるはずの「後ろを見て!」がなかったもので

・・・・・・????の時間が出来てしまいました(;^_^A

そこが少し後悔なのですが

司会の方が「後ろを見てください~!」ととっさに案内してくださったおかげで

なんとか・・・なんとか?形になった?かな。

 

 

スローガンイベントだけではなく

全メンバーを紹介する動画もとても素敵で

アンケートには「ムービーが素敵でした!」のご意見も

とても多かったです!

少し尺が長いかなぁ、と心配もしたのですが

テンポの良い曲だったので

見ていても飽きることなく、とても楽しく見ることができました。

費用はかかりましたが、大きなスクリーンで投影して正解!!

見ごたえのあるメンバー紹介だったと思います。

 

 

みんなの笑顔が大好きです。

 

 

楽しい中、閉幕した発表会

たくさんの思い出がみんなの胸に刻まれていると嬉しいです。

 

 

 

お忙しい中、兵庫県から恩師が駆けつけてくださったり

私にバトンを初めて教えてくださったコーチが来てくださったり

どの方からも、「良かったよ!!」「大成功やね~!!」

そんな言葉をたくさんかけていただきました。

 

無事に終わったことでもちろんホッとしたのですが

やっぱり「良かったよ」の声は嬉しいですね。

生徒さんの笑顔、みんな素敵だった!と

メンバーをほめてもらえるのが何より嬉しいのです。

小さいメンバーの頑張りも

シニアメンバーの貢献も

スタッフの先生の尽力も

関わった全員の努力も

そういうことが

演技から伝わっていたなら嬉しくて・・・

 

特にそれが恩師からのお声がけだと

頑張ってきた苦労が報われるというか、

やってきたことが間違っていなかったのかなと思えるというか。

 

 

先生方からの差し入れも、オタク味満開(#^.^#)

ありがとうございました!!

 

 

 

ロビーの混雑が怖くて、今回は出演者によるお見送りをしませんでした。

その代わり、一分でも解散を早くして、見に来てくださった方々とメンバーが

楽しく過ごす時間を設けたい。

外であれば、密も避けられますし

衣装のまま解散すれば、みんな思い思いに写真も撮れます(#^.^#)

私自身も、来てくださった恩師にお礼を直接伝えることができたり

メンバーと一緒に写真を撮れたり、、と嬉しい時間を過ごす事ができました。

 

周りを見ると

見に来てくれた方と抱き合って泣いているメンバーの姿がたくさん!

特にシニアメンバーは泣いている子が多くて・・・

いつも明るく元気なみんなですが

ものすごい緊張感の中で取り組んでいたんだろうということが

その姿から伝わってきました。

見慣れた顔を見つけて、緊張の糸か途切れるという感じでしょうか。

ホッとした、、無事終われた、、そういう姿をたくさん目にしました。

 

秒で解散!を徹底したので、私からの長い挨拶は無し!

「みんなお疲れ様!よく頑張ったね!」おしまい!!

一年間このためにやってきて、・・・あっさりし過ぎ??

もう少し何かないの??と言われそうですが

その代わりに前日にメッセージは届けましたので・・・

みんなにその思いが伝わっていると信じています。

 

ダラダラ長い話よりも

大切な人たちと、大切な時間を過ごしてほしい。

その思いを実現できてよかったと思っています。

立場的に前に出ることが多いですが、人前でダラダラ話すのは好きではなくて(笑)

 

 

本当にお疲れ様でした!!

 

 

みんなのおかげでこの日を迎えられました!

頑張りに心から感謝します。

 

 

 

撤収作業は、保護者の方とシニアメンバーが

ものすごいスピードで行ってくれました。

荷物増やしてごめん、の光景( *´艸`)

 

 

私の自宅が近いのが幸いして

みんながドライブスルー方式でどんどん荷物を運んでくれます。

正直、足の踏み場もない荷物量でしたが

翌日はひたすら片付けと洗濯に徹したおかげで

床が見えてきました。

 

落ち着いてもらったお手紙を読んだり

プレゼントを開封したり

各方面にお礼メッセージを送ったり・・・

 

チケットの半券に書いてくださったお客様のメッセージを仕分けしていると

それを見ているだけでもニコニコ笑顔になって

アンケートを読んでまた笑顔になって

「いつも応援しているよ」

「可愛い〇〇ちゃん、大好きだよ、がんばって!」

ご両親から、おじいちゃんおばあちゃんから、ご親戚から、お友達から、、

本当にたくさんの温かいメッセージを送っていただき

感謝しかありません。

 

 

 

 

たまたまかもしれませんが

私がもらったメッセージカードは星や月のものが多くて!

私の大好きなモチーフなんです。星と月。

なぜ?と誰からも聞かれていませんが、説明させてください(笑)

 

最推しさんのお名前は「Moonbyul」

ムンビョル、と読みます。

Moon→月

byul→韓国語で星の意味

というところから、彼女のアイテムが月と星で表現されることが多く

私の中でも大好きなアイテムなんです!!

(すいません、バトンに関係ない話題でした)

 

 

発表会翌日は、片付けの合間に第二の我が家へ。

平等院すぐそばにあるお蕎麦屋さん「観月」

同級生のお店なんです。

ずーっと同じ学校で、バトン部でも一緒に過ごした親友

今回の発表会にも足を運んでくれていました。

ご家族ぐるみで協賛もいただいたので、お礼と無事終了の

報告を兼ねてお蕎麦を食べに行ってきました。

 

とっても美味しいので、ぜひ皆様もお近くに行かれた際は

お立ち寄りください~。おすすめです!!

 

 

お蕎麦屋さんの親友も

先生方も

保護者の方も

皆が口をそろえて言ったことがあります。

 

「・・・前回と雰囲気全然変わったよね~!」

 

そうなんです(笑)

10年前の発表会は、オープニングはハープの生演奏と

ダンサーさんの祝いの舞からスタート!

 

そして5年の発表会は、メンバーのピアノの生演奏

その生演奏に合わせてシニアメンバーが演技をするというスタートだったんです。

 

もともと、バトンというと「パレードの先導」とうイメージが強いからか

発表会のオープニングというとパレード曲だったり、マーチの音楽だったり

そういうものが使われるのが多かったんですよね。

実際、10年前はハープの演奏のあとに

元気いっぱいのマーチのリズムの曲だったと記憶しています。

 

そういう一般的なイメージから離れたいな~という思いで考えたのが

5年前。他にはないオープニングにこだわりました。

そして今回は??

バリバリノリノリの韓国アイドル曲!

ふり幅の大きさに、私自身もびっくりですが

 

5年間の間に何があったの・・・?と

色々な人に聞かれました( *´艸`)

そうですね、コロナがあり、、沼に落ち、、

その沼が思いのほか深く底なしで

いまだにズブズブしているのです。

 

 

プログラムの挨拶にも書きましたが

今回はしんみり、ではなく

POPに!元気に!明るく!舞台を作り上げたかったので

その意味では大成功だったのではないかと思います。

 

また、舞台の挨拶でもお話したように

大切なものをたくさん持ち、それを全て大事にしようね、という

フェニックスバトンチームの理念も

しっかりと伝えることができた会ではなかったかなと思います。

メンバーの輝くような笑顔が

その理念を具現化してくれていたと・・・

 

 

良いチームだね!

20周年が今から楽しみです!

皆さんの笑顔が印象的でした!

そういった嬉しいコメントの数々に励まされ

また今日から・・・ですね。

 

次の発表会は2028年

具体的な日はもちろんまだ決まっていませんが

5年間を私たちはどのように過ごすのでしょうか。

5年後の発表会にどのような目標をおくのでしょうか。

 

私はそうですね、、

まずは今回失敗したダイエットを成功させること!

そして今回は断念した、みんなと一緒に踊る!を

たった8拍でもいいので実現させたいなぁ。

ダイエットは、忙しくなるので自然と痩せるかな??と思っていたのですが

実はその逆!!

ミシン作業が多かったこと、座ってひたすらパソコンなど

手持無沙汰になり何かとお菓子をつまんでしまったり

ちゃんとご飯を食べない代わりに、常にちょこちょこ何かを

口にしていたせいで、全然痩せませんでした(笑)

 

もっとこうしたかったな~

これもあれもしたかったな~

 

諦めたことも多かったので、それも実現させたいし

 

もっとこんな風に見せ場を作ってあげたらよかった!

こういう作品なら、もっといいところ出せたかな、、

作品や振付に反省が残るところも多いので

そのあたりもしっかり整えながら

 

まだまだ!と思っていても

目の前の行事をこなしていると、きっとあっという間です。

5年後には、今小さい子たちが中学生になったり

シニアメンバーの層はより厚くなったり

より円熟味が増したり

 

ルージュメンバーももっと増えているかも(#^.^#)

母娘共演も増えるかな??

 

新しい仲間が増えることも期待して

今いる仲間が続けてくれることも期待して

 

京都府バトン協会の理事長先生がいつも仰る言葉

「バトンへの関わり方は無限大だからね!」

この言葉、私大好きなんです。

プレイヤーとして

裏方として

保護者として

応援する立場として

立場が変わる人はいるかもしれませんが

みんなが何かの形でフェニックスに関わってくれていると

とても嬉しいなぁと思います。

 

 

無事に我が家の推しさんギャラリーの仲間入り!

 

 

存在感抜群です!

 

 

 

ポスターを入れ替えてみたり・・・

師匠名言!!!

この名言Tシャツ作ったら欲しい人いますか(笑)???

 

 

 

 

最終的にはすいません、こちらに落ち着きました。

フェニックスどこいった・・・?

 

 

 

来週から早速チーム始動です!

今年は発表会イヤーだったこともあり、色々例年とは変更がありますが

どんな時でも一貫した理念「大切なものをたくさん持ち、大事にしようね」

これは持ち続けていきたいです。

私自身がまずそうなのですが

バトンだけでなく、娘も大切、推しも大切、趣味も大切、、

色々な大切があるんですね。

欲張りに全部を大切にしようとしています。

バトンを持つ時間が限られると、より、その時間が愛おしくなりますし

時間を一分一秒大切にしよう、自然とそう思うんです。

 

コンサートも行くし

旅行も行くし

習い事もするし

遊びにも行きます。

子どもにもバトン以外から学ぶ時間を持ってほしいと思うから

遊びも習い事も大切にしてほしい。

偏らずに、広い視野で

多様を受け入れる許容を持ってほしい。

 

メンバーにも、その思いが伝わりますように。

 

 

これからもフェニックスバトンチームは

オンリーワンのカラーを大切に(#^.^#) 

仲間を自分を大切に・・・

 

前進を進めていきます!

今日の一歩から、20周年へのスタートです。

頑張りましょう!

 

 

 


発表会前夜

まずは無事に発表会が終わったご報告をさせていただきます!!

2023年5月5日

宇治市文化センター大ホールにて開催した

フェニックスバトンチーム15周年発表会「Travel」

無事に終了することができました。

 

関わって下さった全ての皆様にお礼申し上げます。

本当にありがとうございました!

 

翌日はさすがに予定を入れておらず、各方面へのお礼と挨拶、

片付けと洗濯、そして事後処理に充てていたのですが

身体がバッキバキ・・・

特に何もしていないのになぜ??と考えたところ

慣れない7センチヒールで一日過ごしたことが原因だと判明しました。

足だけではなく全身がバキバキです。

 

ただ立っていただけの私でこれですから

リハーサルも含めて全曲を二回踊ったメンバーの疲労は

どれほどのものでしょうか。

それでも、学校だったり部活だったり仕事だったり遊びだったり

休む間もなく頑張っているメンバーも多く

そのパワーに感心しています。

見習わなければいけませんね。

 

私もたくさんの方から

「お疲れ出ていませんか??」とお気遣いいただいたのですが

ありがたいことにとっても元気です(笑)

自分でも体の丈夫さと、色々な部分のタフさは自負していますが

この時ばかりは丈夫な体を与えてくれた生みの母に感謝します。

高校二年生の時に母親が亡くなっているので、いつもは

「お母さんが早くいなくなったせいで、料理も片付けもできない」と

母を悪者にしているのですが(笑)、、

※きっといつかバチがあたります。

 

何かを成し遂げようとする時

一番必要なのは丈夫な体。動き続けるタフさ。これかもしれません。

 

さて。無事に本番を終えたので書きますが

成功にこぎつけるまでに色々なことがありました。

 

部長を務めてくれたシニアメンバーには話しましたが

1か月をすでに切ってからおこなった会館との打ち合わせで

「えーーーーーーー!!!!!!!!!!!」

という事態が発生し(今となっては笑い話ですが)

冗談抜きで椅子から落ちそうになり、声は頭のてっぺんから突き出て

もう凍り付いたんですよね、、そんなことある・・・?状態!!

 

楽観主義者である私も、さすがにこれはヤバイぞと

「ごめん、緊急で相談したい事がある。集まれる?」

とスタッフと部長さん招集(;^_^A

 

その後、緊急ミーティング、、からの

みんなの対応の早いこと。この辺りは、さすが社会人のメンバーです。

かなり大幅な変更もあり、費用面での心配がまた増えたことと

時間的にスムーズに進むかどうか

そしてサプライズ企画が成功するかどうか・・・それが心配でした。

 

 

結果は、会の成功が示してくれた通り全て順調。ほぼ全てが計画通り!!

もちろん、次回に向けての改善点などはたくさんあるのですが

今回企画したものに関しては、ほぼ全てが予定通りでスムーズだったと思います。

 

さて、書きたいことも載せたい写真もたくさんあるので

前夜編と当日編に分けて書きますね(#^.^#)

 

 

前日のリハーサル風景です。

 

衣装も全てつけて

司会は私が代行しながら行うリハーサル

ここまでくると、大声で怒鳴ることはもうありませんが

細かい部分には最後までこだわります。

 

同時進行でこの時ロビーでは

有志の保護者の方とスタッフの先生が

当日の準備を着々と進めてくれているんです!

 

 

 

 

大きなバルーンアーチ!とても素敵です(#^.^#)

会場の顔となり、観客の方を迎える準備も万端です。

企画、取りまとめ、発注、風船を膨らます作業、組み立てなどなど

全て保護者の方がして下さっています。

 

キラキラ輝く15の文字!そしてフェニックス!!

 

 

 

バルーンの前でポーズ

私、圧倒的に写真に入ることが少なくてさみしいので(笑)

これはしっかり撮っておこうと思いまして。良い記念になりそうです。

 

 

久しぶりにお習字しました。。

100均の筆では毛先に限界があり、イマイチの出来です。

自分的には全く納得できていません。

 

 

 

ロビーデコレーションには、私のこだわり!?

メンバーのパネルと、スタッフの先生方の等身大パネルを設置しました。

全メンバー58人!以前作ったものよりわざと小さいサイズにして

可愛さをアピールしてみました。

 

後ろ姿も可愛いです!

 

 

 

 

そしてこちら

 

 

一瞬???となりますが

等身大パネルの裏側は、こんな状態なんです。

手作りっていう感じがしますよね~ww

費用を抑えるために、手作りしているのでこのありさま!

 

どうやって作るの!?とよく聞かれますが

アプリと100均一の材料で出来るんですよ。

支柱のみ、業者さんから買うのですが、それも安値です(#^.^#)

 

スタッフの先生に、最後まで「それ、要りますかね・・・?」

と苦い顔をされていたこちら

 

 

 

wwwwww

ロビーデコレーションの目玉だ!と自分で勝手に思っているのですが。

どうですか。なかなか本格的に作れていると思いませんか(笑)?

私の手作りなのですが、2日で7体作ることができて

どんどんオタクスキルが上がっているように感じます。

(全くどこにも需要のないスキルです)

 

 

私のパネルを見た人からは

「先生、お腹出してなかなか攻めたファッションですね!」

とか

「スタイルいいですね~!!」

なんて。言っていただくのですが・・・種明かししますね。

これ、私じゃないんですwwwww

 

実は、私の最推しさんのパネルでして

そこに私の顔をくっつけているんですね。

厚かましすぎる合体で申し訳ありませんが

発表会後は、最推しさんの等身大パネルを自宅で愛でられるという

最高のご褒美付き。

 

私かと思いきや・・・

 

 

ジャーン♪可愛い!

 

角度もなかなかうまくいきまして

案外気付かれなかったことに驚きです( *´艸`)

(再度お詫びしますが、厚かましい合体ですいません)

 

 

 

立て看板は、今回保護者の方が作って下さいました。

最初は諸事情により、設置しない予定だったのですが

やはりあると記念になりますよね。

作っていただいて正解でした!

短納期で仕上げていただき、本当にありがとうございました!

 

 

前日リハーサルが終わったあとは

私からメンバーひとり一人に、メッセージとクッキーのプレゼント

そしてご家族の方にお願いしていたメッセージを渡しました。

ご家族からのメッセージはとても嬉しく励みになったメンバーも多かったようです。

ご協力ありがとうございました!

発表会当日、お守りとして持ってきている子も多かったと聞き

とても嬉しく思いました!!

 

クッキーは私の学生時代の友人が心を込めて焼いてくれました。

 

バトンと15の吉数とそしてTravel

私の要望を全部詰め込んだとても素敵なデザインです。

 

 

嬉しいお手紙も添えてくれる気配り、、優しいなぁ。。

 

実はこの友人、バトンの全国大会・優勝常連高校の出身。

バトンがとーーーーーーっても上手なんです!!

だから、彼女が焼いたクッキーを食べると

バトンのイベントも大会もうまくいく。いつもそう思いながら発注しています。

お店が大阪なのでなかなか足を運ぶことが難しいのですが

宅配でも対応してくれるので助かっています。

 

ちなみに彼女には大学の時に出会ったのですが

初めて彼女がバトンをしているところを見た時に抱いた感想は

「・・・早すぎて何してるかわからん」

という、バトン未経験の方によくある感想。それくらい上手なんです。

でもそれを全く鼻にかけず、全然レベルの違う私にも優しくて・・・

そこからの長い長いお付き合いです。いつもありがとう!!

 

 

そして私からのメッセージには

メンバーそれぞれの推しさんのお写真を付けました。

 

はい。この中に3名、ネタ枠の推しさんがいますがわかりますか?

 

 

全体解散のあとは、シニアメンバーで残って打ち合わせ等々。

待ちくたびれちゃった二人

いつも待たせてごめんね。

もう少しだから待っていてね~。

 

 

 

リハーサルと準備を終えて、はいチーズ!!

 

 

 

私はリハーサル後、ロビーの様子をちらちら気にしながら

ムービー上映の確認に立ち会いました。

大きなスクリーンで見る映像は圧巻!

当日、みんなが喜ぶ顔を想像すると嬉しくなって、、

私は動画編集全く出来ないので(推し活ではやっていますが)

こういう部分を担当してくれるメンバーがいるのは

本当に心強いです。

 

 

 

みんな解散した後は、サワツグミと三人で。

疲れも見せず、2人とも良い笑顔です!

正直、発表会が直前に迫ってからは

全く台所に立たず、全てのものを「買って解決」していたので

この日も何を食べたのか、、全く記憶に残っていません。

サワツグミには、私がバトンをする以上、色々なことを我慢させることになり

常にどこかで罪悪感があるのですが

おかげさまで「バトン大好き」と口をそろえてくれるので

ありがたいことだなぁと感じます。

 

仕事とプライベートの線引きが全くなく

常に夜は体育館で

朝昼は副業もしていて

ふっと振付が出てくるとそれが夕飯時だろうが踊り始めるし(笑)

「今振付来てるから話しかけんといて」なんて

勝手なことばかりしているので反省も多いです。

20周年に向けての5年間は

もう少し仕事を整理して、家庭と仕事の切り分けをするのが目標の一つです。

 

話を戻しましょう。

 

前日リハーサル、設営準備を終えて

いよいよ・・・明日が本番。

サワツグミが寝た後に、一人で残りの作業をあれこれしながら

約1年間のことを振り返っていました。

 

特に年が明けてから、、2月以降はしんどいことが多かったです。

発表会作品の練習もいよいよラストスパート行くで!!という時に

移籍者が立て続けに出たり

そういう時っていくらメンタル強靭で平和主義の私でも

かなりダメージを受けるんですよね。

そうなると不思議なもので

作品の仕上がりも間に合わないような気がしてきて

出来が良くない部分にばかり目が行って怒ってばかり・・・

怒った後は「レッスンの雰囲気良くなかったな~、、」と一人反省し

自分に余裕がないせいだなぁ、、と自問自答してまた落ち込む。

マイナスの事象が起こるのは、全て自分の行動が引き起こしていることだと

自覚をすればするほど落ち込んで

まさに負のスパイラルでした。

 

それでも、立ち止まっている時間がなかったのが幸いだったかもしれません。

時間があったら、きっと弱い心に負けていましたね。

グズグズしている時間がなかったこと

自分の力をマイナスではなくてプラスの事象に使いたい、と強く思えたこと

これが歩みを止めずに頑張れた原因の一つだと思います。

 

大切にすべきは

コツコツ頑張ってくれるメンバーです(#^.^#)

 

会を作り上げるために過ごした一年間

発表会の構成も

衣装も

曲も振付も

要となるペーパーアイテムも

日々の連絡事項や細かい段取りも

 

私が一人で背負ったものは何もないなぁ、と

発表会前夜にしみじみ感じました。

 

それって、すごくないですか?

「こんなことがしたいねんな~」というと

サッと動いてくれるメンバーがいて

一言えば十理解して先のことまでやってくれて

気付きの遅い(仕事が遅いともいいますが)私に

これ、どうしますか。ここもやっておいた方がいいですよね。

そうやって動いてくれるスタッフや部長さんやシニアメンバー

そしてお手伝いをお願いしたお母さん方もそれは同様で

「先生、これってどうしますか??」と

聞いてくださったからこそ気付いたこと・対処できたことが山盛りでした。

 

それら全てが

お金がもらえるアルバイトや仕事ではなくて

完全にボランティアだということがすごいんですよね。

みんなが気持ちで動いているのがわかるたび、ありがたいなぁ、、と

一人でしんみり感じていました。

もちろんそれは、メンバー全員に通じることで

一人ひとりに自覚が芽生えて、練習をがんばってくれて。

自分のために、というよりは

チームのために。フェニックスのために。

発表会成功のために。どれくらいの時間と努力を

みんながかけてくれたのか

その成果を発表するのがいよいよ明日・・・!

 

絶対に成功させたい。

絶対に失敗できない。

 

もう、頭の中はこのことでいっぱいです。

一番心配なのは時間の進み方

かなりタイトなプログラムだったので

何かトラブルで時間が押したら終わりやな、、

かといって巻きすぎると、メンバーが落ち着いて舞台に立てないし

大丈夫かな、、予定通り進められるかな、、

 

前夜ほとんど眠れなかったのは、このせいですね(笑)

ずーっと頭の中に心配事があるんです。それが取れなくて!!

寝ても嫌な夢ばかり見ては起きる、そんなことの繰り返し。

 

でも「楽しみたい」自分もどこかに残っていて。

欲張りですよね。

5年に一回、、

次の20周年を自分がどんな状態で迎えるかなんて想像もできませんし

元気かどうかも、命があるかどうかも、わかりませんからね。

そしてこのメンバーで迎える発表会は

間違いなく今回で最後。

5年後も同じメンバーが同じ状態で揃っていることはあり得なくて

このタイミングで集ってくれた全員と

楽しい時間を過ごしたい。みんなの全力パフォーマンスを

余裕を持って見守りたい。そう思うのは自然なことかもしれません。

 

 

一番苦労した点は??と聞かれると

うーん。悩みますが、、やっぱり衣装でしょうか(笑)

私はミシンを使うので、なんでも作れる!!と思われている方が多いかもしれませんが

「好き」と「得意」は別のものなんですよね。

私は洋裁大好きですが、得意ではなくて

衣装のデザインや試作、うまくいかなくて何度繰り返したか・・・

洋裁を習っているので、その先生に相談しながら

かなりの労力をそこに費やしたんです。

(エンディングの衣装は、全然違うデザインだったんですよ!)

タイトすぎる。動きにくい。複雑すぎる。布が無駄に必要になる。

試作をすると、そういう部分がしっかりと見えてくるので

労力もコストもカットしながら、それでも少しでも良い物を。

その一念ですよね。

布の買い出しに行って、物価の値上がりを痛感したことも懐かしい思い出です。

3年程、出演がなかったせいで衣装を新調する機会もなく

買い出しそのものがかなり久しぶりでしたから。

え、コロナ前ってこんな値段じゃなかったのに・・・

びっくりしながら布を仕入れて。

布を手配しない衣装に関しては

10周年の時のものを解体して作り直したり

限られた予算で形にするために

無駄は出来るだけ省かなければいけません。

リメイク衣装がたくさんあったのですが、メンバーは気付いたかなぁ。

チャーリー、京舞り、Geneなど・・・

髪飾りもリメイクしたものがたくさんありました!

 

誰にも言っていませんが、実はエンディング衣装は

帽子を付けたかったんですね。

より客室乗務員風というか、イメージを膨らませるために。

でも労力や残された時間を考えて、諦めました(笑)

時には諦めも肝心で。

本当はスカーフもなかったのですが、あれがないと完全に

ピンクチームは「プリキュア」

ブルーチームは「青魚」

になってしまう、、スカーフは絶対欲しい、、

というこだわりから、「・・・要りますかね?」の反対を押し切って

私が勝手に作りました。

 

さらに、本当は最後の登場シーンで

私は機長さんのコスプレをしたかったのですが

これもまた無駄な費用!削減!の仕分けに乗り、断念(笑)

代わりに、地味な衣装替えをしていたのですが皆さん気付いてもらえましたか??

(挨拶とラストは衣装が違うんです。そして最後の集合もまた・・・)

 

当日司会のアナウンスにもあったように

衣装に関しては、作業が好き!な私だけでは到底手が足りず

ミシンを扱えるメンバーも限られているので

お母さんにお願いしたり、おばあちゃんにまで手伝ってもらったり

その分野なら得意です!という方が率先して手伝ってくださいました。

衣装づくりに合わせて小物も・・・

特に後半戦は、仕事量がパンパンになっている私を見かねて

「何かお手伝いあったら言ってください!」と

声をかけてもらえることも多くて、本当に多くの人に助けられてここまで来たなぁ、、と

改めて振り返る前日の夜(いや、明け方??)

 

衣装も、作品も、みんなのレベルも

5年前とは全く違う。グンとレベルが上がっている!

私の中にある手応えが観客の方に伝わりますように。

 

心配していたお天気も味方に付いてくれて

いよいよ発表会当日です!

続きは、当日編で。

 

 

 

 


あと2日!

いよいよ5年に一回の大きな行事が2日後に迫ってきました。

実はまだまだまだまだやることがあります(笑)

何をそんなに??と思われるかもしれませんし

私自身もそう思うのですが

 

この期に及んで、まだ

「もっと、、これもしたいし、、あれも準備したいし、、」

とやりたい欲が収まらないのが最大の原因です。

 

もちろん、不可能なこともありますが

わざわざ遠方から来て下さる方や

この日を楽しみにして下さっていたご家族の方や

何より頑張ってきたメンバーたちが

少しでも楽しめるように、思い出に残るように、もっと工夫が

出来ないかなぁ、、頭の中はそのことでいっぱいです。

 

発表会作業に加えて通常業務もありますし

バトンコンテスト関係の仕事も山積!

レオタードの作成も、発表会衣装と同時進行で進めないと

間に合いません。

学校関係は6月にチームの大会があるのでその作品仕上げや

京都府大会の作品振付などなど

いやはや、、本当にバトンの先生って「何でも屋」という言葉がぴったり。

常々思います。他のスクールの先生方ってどうやって業務をこなして

おられるんだろう・・・

業界あるあるかもしれませんが、横の繋がりが特殊というか。

「ほぼない」に等しいんですよね。スクール同士の交流会とかもないですしね~。

何が言いたいかというと、モデルケースが無いんですね。運営の。

どの先生方も、ものすごい仕事量と内容を一人でこなしておられるので

私なんてまだまだ・・・と思うことが多いです。

 

すぐにスタッフの先生やシニアメンバーを頼ってしまうし

発表会の準備に至っては保護者さんにも甘えっぱなしですし

衣装作成にあたってはおばあちゃんまでご協力くださったご家庭もあり・・・

本当にありがたいことです。

こういった大きな取り組みをしたから改めて気付くこと。

人が、フェニックスバトンチームを育ててくださっていると

実感し、頭の下がる日々です。

 

これだけ後方支援の手がありますので

2日後は、絶対に良い発表会になり大成功で終わる!!

その成功イメージを頭に置きながら・・・

 

睡眠も食事も細切れなので

実際には「疲れている」はずなのですが

全くそれを感じないのは、きっとテンションが一番上の部分で

保てているからですね。

終わったら・・・とりあえず寝ます(笑)

 

今でももちろん寝ているんですが

全く熟睡できないんですよ!

日頃からショートスリーパーで

短時間で質の良い睡眠を取れるのが自慢なのに

今は全然ダメですね!

心配事が多いからかなぁ・・・

寝ても夢を見て起きるし

どこかで「寝ている場合じゃないでしょう」というメッセージがあり

なんとなく罪悪感を感じるんですよね~ww

心理的圧迫、それを超えてもやりたい「好きな事」があるって

すごいですよね。我ながらバトンが、フェニックスが、好きなんだろうなと思います。

 

やることがあるなら、ブログなんて書いている場合じゃない!と

それこそツッコミが入りそうなのですが

発表会を直前に控えた高揚感とか緊張感は

今しか味わえなくて

今しか言葉に出来ないんです。

これがね、終わってから書こう!と思うと、絶対に書けないんですよ。

記憶もやっぱりどんどん上書きされていくので。

5年に一回しかない、この貴重な感覚を

ここに記録しておきたいと思います。

その代わり、今日は時間制限付きにしました。

(タイマーをかけていますww)

いつもは想いが出てくるままに

整理することなく、ダーッとタイピングするのですが

今日は時間制限あり。

この後、あれも、、そしてこれも、、それからあれも、、

作業が山のように残っていますので!

 

準備期間は約1年間。

のんびりしていた時期もありましたし

「なんとかなるやろ~」で進んでいた部分もあります。

早め早めを意識していたはずなのに

やはり10周年の時とは、何もかもが大きく違っていました。

そこの考察が浅く、10周年ベースでほとんどのことを進めたのが

今回の反省点の一つですね。

人数も、レベルも、やりたいことも、

世間の状況も、経済状況も、何もかもが

5年前よりは「増えて・上がって」いたこと・・・

うっかりしていました。

 

5年前や10年前の発表会DVDを見ていると

その時の精一杯がそこには記録されています。

今回も私たちの精一杯を。

記録に残して、またこれから歩みを続けるために・・・

「こうしたらよかったね」「もっとこうだったね」

という反省は、終わってからいくらでもできますので

今は自分たちの全力を!

そしてそれをメンバーに求める以上は私自身も全力を!

口だけではなく、行動で示していくんだ、、

ここ数日はその思いが私の体と頭を動かすエネルギーになっています。

 

メンバーは今どんな気持ちで過ごしているかな、と想像します。

ワクワクしてくれていると嬉しいなぁ。

ここまでの歩みを振り返ると、決して順風満帆ではなく

メンタルが不安定になったメンバー

練習に来れなくて大変な思いをしたメンバー

怪我に泣いたメンバー

病気で練習がストップしてしまったり

もう本当に・・・色々ありましたね。

 

私自身も色々ありましたww

ネガティブな思いも、本当に、、

こんなに色々起こる?私前世に何か悪いことした??

全部ブーメランで、私のした悪行が今帰ってきているとか??

と、真剣に悩んだ時期もありましたが

「もういいや」

と投げやりにならずに、冷静にここまで歩んでこられたのは

今フェニックスを愛して全力で取り組んでくれる

大切なメンバーたちがいたからなんです。

 

頑張っているメンバーの顔を思う時

些細なこと(自分にとっては些細ではなくても)にとらわれている時間が

本当にもったいない。

その時間を大切なメンバーに想いを寄せて過ごしたいし

自分のエネルギーはマイナスのことに使うのではなく

プラスにしてメンバーに還元したい。そう強く思うんですよね。

 

メンバーがいなければ

それも、ただのメンバーではなく、頑張ってくれるメンバーがいなければ

とっくに「店じまい」していたかもしれません(笑)

 

保護者さん、ご家族の皆様も

2日後の本番を楽しみにして下さっているでしょうか。

特に当日お手伝いをお願いしている保護者の方には

本番舞台を見ていただくことができず

本当に心苦しいのですが・・・

皆様の力がなければ、舞台は成功しません。

メンバーがスムーズに舞台に上がれるために

そして観客の方が、気持ちよく発表会を楽しめるように

何卒、よろしくお願いいたします。

 

発表会の練習には行っているけれど

いったいどんな演技なのか??どれくらい上手になっているのかな?

保護者さんの立場では、そういう感情があるかな?とも想像します。

 

ご安心ください。どの子も、どのメンバーも

本当に成長しています!!

「大丈夫?間に合うの??」という時期を経て

合同レッスンなどで皆の意識が高くなり

おそらく、一人ひとりがレッスン以外の部分でも

コツコツ努力を積んでくれた成果だと感じます。

 

もちろん

年齢やレベルには差があって当たり前なので

発表会にかける熱量も、差があって当たり前です。

そこをイコールにするのは不可能!

※ちなみに、私はメンバーの中で一番熱量が高い自信がありますww

 

それでも、一つの目標に向かって1年間をかけて準備する

なかなか日常生活では無いシチュエーションだと思いますが

そこに関わる中でメンバー全員、

何か気付きを得て

努力をして

また見えることが増えて

そうやって成長しています。

これこそが財産だと。

 

 

先日、小学生中学生メンバーのチームメンバーには話をしたのですが

5年前はまだまだ小さくて

自分は一生懸命踊っているだけだったかもしれないけれど

その時、たくさんのお姉さんが助けてくれて

練習でフォローしてくれて

作品の中でも中心を担ってくれて

だからこそ、舞台に立てたでしょ?

大会の作品とかも同じだよね。

今度はみんなが。その役を担う時なんだよ。

幼児さんや、小学生低学年さんたち

その子たちを引っ張ってね。

 

このメッセージがどれくらいその子たちに届いたかはわかりませんが

続けるってそういうことだと思うんですよね。

自分もみんなに助けてもらったから、優しくしてもらったから、今度は自分が。

 

シニアでも同じだと思います。

ある程度の年齢になると、「大きな環境の変化」は少ない毎日ですし

バトン以外にもたくさん考えることが増えるとは思いますが

常に感じてほしい。

「私はメンバーのために、チームのために何ができるかな」

その余裕がなくても、自信がなくても、

「自分は全力で取り組めているかな」

「自分を認めてあげられているかな」

「「自」を「他」にまで、広げられているかな」

そういう気持ちを大切にしてほしいです(#^.^#)

 

 

本当は

もっともっとやりたいことがあったんですよね~

みんなでカウントダウンの動画を撮ったり・・・

記念Tシャツを着て記念撮影したり・・・

お互いの演技を見合いっこして、認め合ったり・・・

ジュニアシニアの交流時間も作りたかったし・・・

決起集会(笑)もしたかったし・・・

メンバーからのメッセージ動画も作りたかったなぁ、、

衣装ももっともっと工夫したい部分があったし

ロビーデコレーションの案も集めて

もっともっと実現させたかったなぁ、、

 

 

まぁ、でも。諦めも肝心です!

残り2日間で、出来ることを限界までやりたいと思います。

(すっかり忘れていた舞台挨拶用のスーツとパンプスは用意しました)

 

 

昨日、ずーっと悩んでいたティノのチーム曲が

空からフッと舞い降りて

肩の荷が一つおりました。

頭の中では新しい作品の振付イメージを浮かべながら

100%発表会の事、残り20%で埋めて

2日間を過ごしたいと思います。

(エネルギー過多の人間なので120%が通常運転)

 

そろそろタイマーがなりそうなので

次は推しブログへ・・・(これは日課なのでやめられないw)

その後は6時間のレッスン!もう最終レッスンです!!

頑張りたいと思います。


週末の出来事

ホームページのトップ画像を、心機一転新しくしました!

みなさんお気づきでしたか??

発表会の記念Tシャツを着る時は、自然と心が引き締まるような。

私自身は、そんな気がしています。

 

土日共に大忙しのフェニックスバトンチーム!

まず土曜日は、発表会衣装仕分けという大仕事が待っていました。

数えるのも恐ろしい、、気が遠くなるような着数ですが、それを事前に用意した一人ずつの衣装袋に仕分けていきます。

単に仕分けるだけならそれほど困難ではないのですが、この衣装というものが手作りだったり、リメイクだったり、、とまずそこでかなりの壁!

仕分け作業の土曜日までに完成していない衣装もあり、私はひたすらミシン。

そしてその横で、スタッフの先生やシニアメンバーが紙を片手に仕分け、仕分け・・・

 

 

 

人数の少なさを見かねて、保護者さんも加わって下ったおかげで、予定していた時間よりも大幅に短縮して終わることが出来ました!!

お手伝いしてくれた全ての皆さん、感謝です(#^.^#)ありがとうございました!

「後日お渡し」になっているメンバー、もう少し待っていて下さいね!

今も必死で作業中ですので、、※やってもやっても終わらない・・・(笑)

 

全てを個人持ちの衣装にしてもらうのが一番早くて効率も良いのですが、そうなると参加費プラス衣装代。

個人が負担する費用は、そうですね、、2~3倍くらいでしょうか。

もしくは衣装や髪飾り、小道具にこだわらずシンプルにまとめるか。

色々考えるのですが、やっぱり費用は抑えたい。それに衣装にもこだわりたい。

欲張りになった結果、15年前の発表会から衣装は9割をレンタルで賄っています。

 

できるだけコストを抑えるために、5周年や10周年で使った衣装を解体し、別の衣装にリメイクしているものも多いです。余り布の活用も、最大限頑張りました!!

もちろん私一人では絶対に不可能な取り組みなので、まずは私が試作品を作って、その型紙をグレーディング(必要に応じた大小の型紙に展開する)し、型紙を量産します。

同時進行で計算の得意なメンバーが、布の必要用尺を割り出し購入、それを手分けして裁断。

手縫い隊とミシン隊にわかれて、分業作業を進めていきます。

 

今はミシンが家にないという声もよく聞きますし、あったとしても使えるかどうかはまた別で。

どうしてもミシン隊が少なくなりがちなのですが、そこで表れるのがメンバーのお母さんやおばあちゃん

お裁縫の得意な方が、「やりますよ~!!」と快く引き受けてくださるのです。

どれくらい、そういった手に助けていただいたかわかりません。

発表会の舞台で、手伝ってくださった衣装が登場した時、少しでも喜んでいただけるように、演技もしっかりと仕上げなければいけませんね。

 

リメイクだけで見ると一部で一曲。二部で一曲。三部で四曲。

さぁ、メンバーのみんなはリメイク衣装に気が付くかな??

 

たくさんの手間と、思いと、チャレンジが詰まった衣装たち

大切に使いましょうね!

多少の不具合と、糸処理の甘さなどは見逃していただいて・・・(;^_^A

 

 

朝から作業とレッスンで疲れていた土曜日でしたが、翌日は今年二回目の出演イベントがありました!

前日夜もレッスンをしていたのに、メンバーは疲れも知らず元気いっぱいです(#^.^#)

 

こちらのイベントには、昨年ご縁があって声をかけていただいてから、数回お世話になっています。

慣れてきたこともあって、昨日の本番は今までで一番良い出来だったように感じます。

人数は一番少なかったんですけれどね、、

少しパワー不足になるかな??と心配していましたが、一人ひとりがしっかりと責任を果たしてくれました!

 

可愛いですね~!

会場の皆さんにも、たくさんの拍手で応援していただきました!

ありがとうございました。

 

 

 

ソロトワールも披露しました。

サリュートがしっかりと出来ましたね(#^.^#)

バトンの中では、基礎中の基礎、一番大切な「挨拶」

簡単な動作に見えるかもしれませんが、きちんとした形を守らなければ美しいサリュートにはなりません。

姿勢も良くなり、一人ひとりの成長を実感する瞬間です。

 

 

 

こちらはダンストワール!

コンテストの規定演技も、こうした衣装で踊るとまたイメージが変わりますね。

後ろで見守る司会担当の私。

目線がもう、孫を見守るおばあちゃんみたいですね。

 

 

 

バトンを始めて日が浅いメンバーも、幼児さんも、堂々と演技出来ました!

こうやって人前で演技をするたびにグングン上手になりますね。

 

 

まさに経験が人を作る、こういうことだと思います。

これは水野先生が生前よく仰っていた言葉です。

関西の仕事をするたび、ことあるごとに

「経験が人を作るから」

と聞かせていただきました。

とても心に残っていて、物事に取り組むたびに思い出します。

やらないほうがもちろん楽なことだったり、避けて通った方が身を守れそうだな、別に私じゃなくても出来るよね、物事に対しての言い訳はいくらでもできるのですが

「経験が人を作る」

経験することでしか、得られないものが必ずあるのです。

 

積極的にイベントに出てくださいね!

コンテストにチャレンジしましょう!

ソロからも逃げず!

チームもがんばって!

ライセンスもありますよ!

実際の行事はもちろん、指導アシスタントも、イベント引率も、バトンの勉強も、人との関わりも、役割を引き受けることも、「経験」した人は、目に見えないですが財産が増えるとわかっているから、常にそういったメッセージを発信しています。

 

 

スマイルが可愛い!

一人小さいメンバーは、お姉さんたちと一緒でプレッシャーが大きく、とても緊張したようで・・・

笑顔ガチガチでしたね(;^_^A

 

 

 

 

この日は、高校生&大学生の二人が、メンバー引率を引き受けてくれました。

私は反対の袖で司会と音響を担当していたのですが、何の不安もなくメンバーを預けることができました。

引率も回数を重ねるたびに、良い意味で要領よく無駄なくこなせるようになっているようです。

 

 

何より感心するのは、「穏やかに」引率が出来るということでしょうか。

実はこの日、色々と変更点があり私自身はその調整にバタバタしていたんですね。

走りながら「〇〇やっといて!で、それからこれをこれでこうしといて!時間絶対見てな!!」

雑な指示の出し方しかできなかったにも関わらず、バタついた雰囲気をメンバーに伝えることなく、穏やかに、でもテキパキと!お願いしたことを全て完璧にこなしてくれました。

 

おそらく、それを見ているからかな。

高学年さんの気の付き方がもう素晴らしい!

周りを見て動くことが徹底できています。

年下メンバーへの声掛けや、練習不足で不安があるフォーメーションを袖で確認したりなど、、

またその高学年さんの姿をみて、低学年さんも幼児さんの手を繋いだり、荷物を持ってあげたり、、

 

「こうしてね」と言われなくても、見て学ぶんですよね。

 

すれ違った方には挨拶をする、楽屋をシェアする時は気持ちよく譲り合う、髪飾りをつけてもらったらお礼を言う、トイレに行きたい時、何か困ったことがあった時に、自分から助けを求められる、自分の荷物は自分で持つ、今は何をする時間かな??と周りを見て合わせた行動を取る、

 

大人からしたら当たり前のことでも、なかなか小さい頃からそれを経験できる機会ってありません。

バトンを通して、多くのことを経験し学んでほしいと思います(#^.^#)

 

躍動感があり、大好きな一枚!!

素敵な写真の数々は保護者さんご提供です。

 

 

 

 

小さい体で一生懸命パフォーマンスをしている様子は、見ているだけで心が動きますね。

 

 

はい、ポーズ!

 

私はいつもの定位置、横からメンバーの様子を見守るのですが、驚いたことがあります。

それは、一人ひとりの笑顔の輝きです。

 

キャリアの長いメンバーは、いつも安定のキラキラ笑顔!!

ただ、メンバーによっては、まだまだ自分に自信が持てなかったり、振付に不安があったり、、キョロキョロしてしまうこともあれば、笑顔まではなかなか、、ということもあるのですが

 

昨日はみんなが本当に輝いていました。

胸をはって堂々と、笑顔もいっぱい!

うわぁ、、上手になったなぁ、、純粋に、そんな感想が浮かびました。

何でかな?慣れている場所だから??色々と考えたのですが

やはり、「たくさん練習したから」というのが一番大きいと思います。

発表会の演目をアレンジして披露したのですが、もう何度も何度も揃えたり振付を確認したりしているからこその、安心と安定感。それが自信になり、笑顔を生むきっかけになり、昨日の素晴らしいパフォーマンスに繋がったたのではないかなぁ。

ドロップミスもほとんどなし!!やはりミスのないバトン演技は、見ていてとても気持ちが良いですね(#^.^#)

 

土曜日の衣装仕分け後に行った発表会レッスンでも、メンバーの成長をとても大きく感じました。

土曜日はジュニアしか見ていませんが、全曲通しをしてみて、初めて全ての曲の形が見え、やりたいことが明確になりました。そこからの、日曜日の素晴らしい演技!

 

正直なところ、発表会に向けて不安も大きく、やらなければいけないことの多さに頭を抱えていたのですが、「うわぁ、、これ、早く観客の方に見ていただきたい!!」そんな感情が(#^.^#)

 

 

まだまだこれからですが、メンバーが様々な経験と、それにより得た財産を

ぜーーーーんぶ出し切る発表会にしたいですね!

 

 

私も諦めずに頑張ります。やることは山盛りです!

(といいながら、、明日明後日と完全オフにさせていただきますww)

 

 

 


左利きのエレン

先日は、発表会本番舞台を使用して大変貴重なレッスンの時間を過ごしました。

出演者全員、あのレッスンがあったからこそ気付くことが出来た危機感。

そうですね、、出演者だけでなく、それは私も全く同じことです。

「なんとかなるかな」ぼんやりと、そんな言葉で片付けてしまっていた部分も正直あったのですが、、、

 

なんとかなんてなりません。その現実を突きつけられた感じがします。

 

練習できていなかったり(主にドロップミス)、振付やフォーメーションが覚えられていない部分に対して、「なにやってるの!!!」と大きな声を出してしまう場面も多かったです。

 

しかし、冷静に考えれば

「いつもとは違う照明で、バトンがほとんど見えなかった」「いつもより大きい場所なので、移動導線もイメージが違っていた」「久しぶりに全員そろってフォーメーションに入ったので、勝手が違った」「練習は積んだのに、環境がミスを引き起こした」

数々の要因が確かにあります。

それを確認し、今後のレッスンで解消するための材料を見つける舞台レッスンですので、声を荒げたのは私の未熟な部分なのだと感じます。

 

また、振付やフォーメーションが覚えられていない、、という問題に対しても、全員がそうだったのではなく、中にはしっかりと練習をしてきているメンバーもいました。

そのメンバーに対して、頑張ってきたことを認めて、プラスの声掛けが出来ていれば、またもっと良くなったのかな、、とも。

 

指導というのは、本当に難しいです。

優しさと甘やかしをはき違えてはいけないと思うが故、また、「良い発表会にしたい」という自分の中でムクムク大きくなるイメージに、少しでも近付きたい、、その想いが、時に先走ってしまうのかもしれません。

頑張っているメンバーの「見えない部分の努力」をどれだけ私が感じられるかが大切ですね。

 

全ての出演メンバーに言いたい事ですが、努力している人の演技って、わかるんですよ。

例えスキル的に甘い部分があったり、ドロップミスがあったりしても、「前はここまで踊れなかったのに」「しっかり前を向いて踊れている」「ミスからの立ち直りがスムーズで安定感がある」

これが出来るのは、練習を積んだ人だけなんです。

簡単なロールオフであっても、なんとなく周りと合わせればいいや~と思っている人と、しっかり何度もその部分を練習してきた人とでは、パッと見た時の輝きが違うんですね。

練習を積んだ人は、堂々としていて、本当に輝いています。

それが入門レベルであっても、選手レベルであっても。

 

だから、練習をしてほしい。誰にも見られていないから練習しない、のではなくて、その逆なんです。

誰にも見られていなくても、自分のために練習を積むんですね。

見えないところで努力出来る人は、本当に強い人だと思います。

派手なパフォーマンスでもない、練習やってます!!アピールでもない、気持ちをしっかりと持ち、冷静にコツコツと積み上げられる人は、うまくなります。バトンは根気と継続のスポーツですから。

 

練習の後は、スタッフの先生や練習スケジュールを組んでくれるシニアメンバーさんと、反省会。

地元宇治にある、とてもおいしいお肉のお店です(#^.^#)

 

 

美味しいものをいただき、英気を養って。

問題点が明確になってきましたので、ここから先は決めたスケジュールをもとに、全員の「頑張る力」を何倍にもパワーアップして、5月5日まで走りぬきたいですね!!

 

 

暗くなるまで反省会、、頑張りました。

 

何かと偏りがちな私を、いつも中道に戻してくれるのがスタッフの先生やシニアメンバーさんです。

上に書いた「認めることの大切さ!!」も、シニアメンバーさんとのやり取りの中で、気付くことが出来ました。

スタッフの先生も、シニアメンバーさんも、私とは母と娘のような年齢差ですが、そういった若い人たちから刺激や気付きや喜びをもらえる今の立場、、なんて素晴らしいのでしょうか。

時間も不規則で、仕事には終わりが見えず(笑)、大変なこともありますが、つくづく幸せな仕事だなぁ、、と感じます。繋がる人が多い分、たくさんの喜びをもらうことができますから。

 

15周年の発表会。つまりは、私が独立してから15年。

あっと言う間ですね、、

今、発表会のプログラムあいさつ文を考えながら、ちょっと頭を整理したくてブログを書いているのですが、指導を始めた頃と今では、何もかも変わっている気がします。

(もちろん、自分では良くなっていると信じていますがww)

 

特に独立したての頃は、若さや世間知らずゆえの情熱!!みたいなものがあって、今よりもかなりスパルタだったと思います。

「センターに陣取って、大きな声で指示と叱責を飛ばしまくるコーチ」がかっこいい!なんて勘違いしている時期もあったなぁ、、今当時を振り返ると、本当に恥ずかしいのですが。

 

そんな私の考えを大きく変えたのは、一冊の本との出会いでした。

 

スラムダンク勝利学。

ご存知の方おられますか??

 

読むことになったきっかけはちょっと覚えていないのですが、なんせ、この本を読んだ時にものすごい衝撃を受けたんです。内容の全てが心に刺さって、何度も何度も読み返しました。

本の後半に「コーチの資質」という章があります。

そこを読んでいるとなんていうのか、心が震えるというか、、

今までの自分は、「スキルの指導」「他人からの評価」「金賞をとること」だけを大切にしていて、指導者が持つべき本質を完全に置き去りにしていたんだな、と気付かされたからなんですね。

筆者曰く「コーチとは人の成長を助け、向上をサポートすること」

こう一言でまとめてあると「その通りだ」で終わるのですが、この本ではさらにそこを深く掘り下げています。

 

コーチ

COACH

この言葉は

Comprehension(理解力)

Outlook(前途の見通し)

Affection(愛情)

Character(性格)

Humor(ユーモア)

の頭文字から来ていると言われています。

 

この本を読んでから、私の指導の軸が出来上がりました。

今は、その軸を大切に、一回一回の現場を通して、知識と経験の幅を広げている途中です。

 

具体的に言うと

【理解力】

メンバーを理解し、ひとり一人がどのような性格なのか、どれくらいの力を持っているのか、力を発揮できるのはどういった場面か、苦手なのはどういう部分か。それを可能な限り把握することを心掛けています。

 

【前途の見通し】

大会に照準を合わせ、メンバーの心技体を本番に合わせていくために、どのような練習スケジュールが適正か。今必要なのはなにか。どこを改善し、進んでいくべきか。体育館の調整も、イベントや大会スケジュールも、事務的に処理するのではなく、メンバーが最善の方法で練習できるように、、と考えながら行っています。

特に今のような発表会まであと〇〇日・・・!という状況だと、このOutlookがとても大切です。

 

 

【愛情】

これはもう、改めて書くまでもありませんが、私はメンバーひとり一人が大好きです(#^.^#)

愛おしく、大切な存在であり、常に愛情をもって向き合いたいと思っています。

 

 

【人間性】

私自身がどのような理念を持ち、バトンに向き合っているか。指導理念はどのようなものなのか。これを明確にし、軸をブラさないこと。そして何より、「メンバーは自分の鏡」であるということを常に意識すること。

私がルーズであれば、チームも自然とそうなるでしょうし、、

私が周りに礼儀を欠くような姿勢を取っていれば、メンバーもきっとそうなってしまう。

ゆるゆるダラダラと踊ってしまうメンバーがいるということは、私自身の見本がダラダラなのかもしれません。

その点は、年齢がね、、と言い訳をしたくもなるのですが(;^_^A

常に人と丁寧に接したり、感謝の気持ちを言葉と態度で示したり、フェニックスバトンチームに対しての責任感をきちんと持ち、実行していきたいと思っています。

それを見てくれているメンバーも、自然とそうなってくれると信じて。

 

【ユーモア】

これを一番大切にしているかもしれません(笑)

ミスを怒鳴ったり許さなかったり、厳しい課題を課すレッスンも一つの指導スタイルだと思いますが、辛いだけですよね。

 

私はユーモアセンスも大切にしたいと思いますし、辛いばかりでなく、バトンが楽しい!もっと練習したい!!という環境作りが理想です。

この本にも書いてあるのですが、スポーツに失敗は付き物なのに、その嫌な記憶が消えることはなかなかなくて、本番が来るたびに「失敗したらどうしよう」が付きまとう。

そういう時、ユーモアセンスのあるコーチからの「楽になれる一言」がポンとかかるとどうでしょう。

自分でもユーモアを思い出して思わずクスっと笑ってしまったり。

そんなリラックスしたモードになれるのも、日頃からユーモアにあふれ、楽しさが身近だからなんです。

 

筆者の辻秀一さんにハマり、この方が書いた本を片っ端から取り寄せて読み漁りました。

そしてどうしても直接お話が聞きたくて、京都府バトン協会で講演会をしていただくところまでこぎつけました(笑)素晴らしさを理事長先生にアピールし、他の先生方にもプレゼンしまくり、無事に講演会をすることが出来たんです。

 

好きになると一直線!は、この頃から??

もしかしたら、辻秀一さんが私の最初の推しなのかもしれません(#^.^#)

 

直筆のサイン!スラムダンク勝利学の見開きに書いていただいたものです。

これは保管用なので、常に読めるようにあと二冊家には在庫があります。

 

 

そして、その辻秀一さんが書いた本で、比較的新しいものがこちら

 

みなさん、「左利きのエレン」というマンガはご存知でしょうか。

天才になれなかった全ての人へ、というキャッチコピーがついていて、私はその時点でかなり惹かれました。

なぜかというと、私もバトン業界では「天才」でも「有名人」でもなく、「凡人」だというコンプレックスを常に抱えているからなんですね。

(敢えて現在進行形にしているのは、今でも時々そういうネガティブな波にのまれる時があるから)

 

才能はないけれど、デザイナーに憧れて情熱にあふれている光一と、天才・エレンについて書かれたマンガです。

2人の葛藤や、ライバルとしての関わり方、そしてそれぞれが進んでいく道、、

 

 

私はマンガを全部読んだわけではないのですが、辻秀一さんの本はもちろん読破しました。

見開きに書いてあった「自己肯定感よりも大切な、あなたらしさに気付くためのロールモデルを提示する。息苦しさに悩む全ての人にエールを送る一冊」

もう買うしかない(笑)

 

第二章「人は葛藤の中で生きている」

第四章「自分力を持って生きる」

 

書いてあること、全てが刺さりました。

才能か、努力か。

個人か、チームか。

ジェネラリストか、スペシャリストか。

普通か、特別か。

主役か、脇役か。

若さか、熟年か(笑)。

 

これら以外にも

自分にはないものをうらやましがったり、そもそも持つ力が違うのに勝手にライバル視してみたり、「こうでないとダメだ」と思いこんだり、思い通りにならない現実に苛立ったり、

 

 

この仕事に出会えて幸せだ!と前述したこととは矛盾しますが(苦笑)、、

葛藤の中で生きていた私ですが、この本を読んで、色々なことがストンと落ち着いたんですよね。

 

いわゆるポジティブシンカー(どんな時でも前向きに考えよう!!)で、無理に自分を奮い立たせていた時期もありましたが、それもやめました。

しんどい時はしんどいし。無理な時だってあるし。

そういう時は周りを見ると、助けてくれる人たちが必ずいるから、もっともっと頼ったらいいんだ・・・

そう思えるようになったのも、この本を読んだからかもしれません。

先生だからいつだって完璧で、ちゃんとしていないと!!そんな勝手な呪縛から解き放たれて、今は指導をしている時も、バトンのことを考えている時も、楽しい時間のほうが長いです。

よその先生みたいに、すごい技を見せてあげられるわけでもなく、勝手にそういう部分でネガティブになることも多かったのですが、人からどう見られるか、だけではないですし、技が出来ない分、私にしか出来ないことが絶対にある。そう気付いたんですね。

私にしか出来ないこと、、それは、ひとり一人に丁寧に向き合うこと、コミュニケーションをマメに取ること、歩みを止めず物事を継続すること、バトンの魅力を発信し続けること、人を大切にすること。

 

無理しているわけではなく、これが私の自然体なんです。

 

人目を気にして行動するのではなく、人に気を配って行動をする。

同じように思えて全く別のものです。

前者は相手が主体。後者は自分が主体。

こういった考えも、本を読んで得た学びなんですね。

 

 

今、発表会の練習を進めながら感じる一つの壁が、「コミュニケーション不足」

メンバー間も、それがあるのではないかなぁと感じます。

理由は「みんな自分のことで精一杯」これに尽きますね。

私も同じで・・・

自分のやることの多さに振り回されて、作品一つひとつに丁寧に向き合えていなかったこと、これがものすごく響いています。

 

自分らしさを何より大切にしながら

大切なもの、大切な場所、大切なメンバー、そのメンバーに繋がる大切なご家族のために、全ての人に気を配って行動・発信していきたいなと強く思います。

 

そしてメンバーにも、「まずは自分が楽しむこと!その域に至るまで練習を積むこと!そして、それと同時に人に気を配り行動すること」を忘れずにいてもらいたいです。

 

 

 

 

 


嬉しいこと

発表会のフライヤーが完成しました。

 

 

 

前回発表会とは打って変わって、思いっきりポップなデザインにしてもらいました!

作品・衣装・印刷物・溢れて収まらないアイデアなどもそうですが

「何かを一つの形にする」ことの難しさ!!

これはもう、言語化に悩むくらい、時間も手間もかかっていることで・・・

発表会であれば、観客の方には「完成」したものを、心から楽しんでいただきたい。

その想いだけなのです。

キラキラ輝くメンバーを見て、バトンの楽しさや、メンバーが一生懸命取り組んでいることを知ってほしい、、

 

ただ私は、完成形や当日の拍手だけに感動するのではなく、そこに至るまでのメンバーの努力に、敬意と感謝を忘れずにいたいと思っています。

もうね、、本当に。一つ一つの大変をあげたらキリがありませんが、形にするのは楽ではありません。

 

フライヤー一つとっても。

パッとデザインが降りてくるわけではなく、担当してくれたシニアメンバーが、毎日苦心して生み出してくれたものだと思うと、本当に愛着が湧きます。

振付も、、衣装も、、舞台のアイデアも、、

出来上がったものを買うのは楽ですが(笑)。

メンバーにも、そういった気持ちをちゃんと持っていてほしいなと思います。

全てのレンタル衣装、手作りの方が色々不具合!?もあるかもしれませんが、どれだけ手がかかっているか。

たくさんの振付は、スタッフの先生方がどれだけ苦労して作ってくれたものか。

感じられる人は、きっと衣装も振付も大切にしてくれるよね、と信じています(#^.^#)

 

舞台に向けて、出来るだけ無駄な費用は抑えつつ、やりたいことは諦めない!という信念のもと、小道具も手作りです。

 

 

レッスン前、お花畑にタイムスリップ!

どんなものが完成したのかは、5月5日、本番の舞台で披露しますね。

たくさんの方に見ていただきたいです。

ご興味のある方は、メンバーを通じてチケットのお取り寄せをお願いいたします。

藤岡に直接メッセージいただいても結構です(#^.^#)

 

いよいよ本番まで50日を切りましたので、できるだけメンバーが頑張る姿をブログでも発信したいと思っています。一回に書く文章が長いので、なかなか毎日更新とはいきませんが・・・

最近は、朝起きたらまず、趣味について掘り下げるブログと、こちらのバトンブログを書くのが日課になっています。

一回で書ききれない時は、下書きに入れておくのですが、頭の中でも日中、「あれ書いて、、これ書いて、、」とイメージすることも多いんです。

これをやると「実際に書いたっけ??ん??頭の中だけ??」と混乱しますね。

カギ閉めたっけ・・・?と同じ現象でしょうか(;^_^A

年齢を痛感する瞬間です。

趣味のブログは違うサーバーなので、絵文字やデコレーションがしやすく、もう少しライトな感じで書けるのですが、こちらはひたすら文章のみ。

読者にとっては読みにくいだろうなぁと思いつつ・・・

今のところサーバーを変更する労力もないので、読みにくいブログですが、お付き合いくださると嬉しいです。

 

今日のタイトルは「嬉しいこと」

バトンをしていて「嬉しい!」と感じる瞬間はたくさんありますが、その中でも上位にある「嬉しい!」はなんだと思いますか??

 

メンバーが苦労している技が取れた時?

作品が完成した時?

イベントや大会が無事に終わった時?

結果が残せた時?

 

 

いえいえ・・・

実はどれも違うんです。

誤解のないようにいえば、どれも嬉しい!に違いないのですが、、、

もっともっと、嬉しいを感じる瞬間があるんですね。

 

 

それは、メンバーが頑張っている姿を見た時。

頑張っている日常を共有してもらえた時。

なんです。

 

どういうことか、というと

例えば

「学校の作文で、バトンのことを書いたので、先生にも見ていただきたくて!」という連絡が保護者の方から届いたり。

 

「お楽しみ会でバトン披露しました!!」と嬉しそうに聞かせてくれたり。

 

「将来の夢に、バトンの世界チャンピオンって書いたよ」と見せてくれたり。

 

レッスンではなかなか見えてこない、日常生活でみんなが頑張っている様子や、その中にバトンが存在しているという事実。これがもう、本当に嬉しいんです。

 

うわぁ、、バトンを通して、こうやって感じてくれているんだなぁ。

バトンが好きなんだなぁ、、

 

そしてこれは、バトンに限ったことだけではないんですね。

学生メンバーであれば

「生徒会で頑張っています」

「受験で第一志望に合格しました」

「部活(バトン以外)で、代表メンバーに選ばれました」

「新しい習い事を始めました」

「勉強がんばっています!」

「新しいバイトに挑戦しています」

「大学生活が楽しくて仕方ない」

そんな報告も多くて(#^.^#)

 

社会人メンバーやスタッフの先生であれば、昇進報告や、大きな仕事を任されるようになった報告、資格試験の合格、後輩が出来て指導する立場になったことなど

 

主婦メンバーやスタッフの先生なら、新しい生活のことや、子どもの成長・・・

 

 

どんなことでも、メンバーやスタッフの先生の「ハッピー」を見たり聞いたりする瞬間が、本当に嬉しいんです。

以前から、バトンが絡んでいればとても嬉しいと感じていましたが、最近はそこにバトンがあろうがなかろうが、皆が一生懸命で、そして笑顔で、キラキラ輝いている姿であれば「私も幸せ!!」と感じるようになっています。

 

チャレンジしていた技が取れた!という報告も、とってもハッピー!

オタク活動の詳細報告も、とってもハッピー!

家族旅行の様子を見せてもらえるのも、とってもハッピー!

大切な人との時間を過ごしている様子を共有してもらえるのも、とってもハッピー!

発表会出演メンバー、約60人

その一人ひとりの長い人生の中で、わずかな時間かもしれませんが、大切な時を一緒に過ごし、そしてハッピーを共有できること・・・

改めて感じますが、本当に嬉しいです。幸せです。

 

今の時代、わざわざ報告がなかったとしても各種SNSで、みんなの日々の「ハッピー」が見えることが多いですよね。

いつも「幸せおすそ分けありがとう~」とニコニコしながら見ています(#^.^#)

私も時々、オタク満開のSNS投稿をさりげな~く入れてみますが、それに対しては誰も反応なし(爆笑)

きっといじりにくいんでしょうね。先生がオタクって・・・ねぇ。

もう少し、料理と、ツグミサワとのハッピーを投稿できればいいのですが、なんせネタがないんです。

(バタバタした日々を反省するきっかけになるのも、みんなの穏やかな日常だったり。)

 

 

こういった感情が、日に日に深くなるのは、おそらく自分が年齢を重ねているからでしょうね。

フェニックスを愛し、ここに集ってくれるメンバー全員のことが、本当に大切です。

子どものような、、孫のような、、愛おしい感情で溢れます。

感覚的には、孫に激甘のおばあちゃんみたいですね(笑)

何しても可愛いし、何しても愛おしいし、成長を感じるたびに涙が出るし、うちのメンバーが一番上手!!キラキラやん!!よく頑張っているね、これからも一緒にがんばろうね、、

大切なメンバーたちが、気持ちよくバトンに打ち込めるよう、どうすればいいのか、何が最善か。

思考やアイデアにも限界のあるキャパの私ですが、考えない日はありません。

褒めるだけではもちろんダメで、時には厳しく。そして感情的にならず冷静に。

話を聞き、その立場を理解し、そして周りとどう繋げばみんながスムーズに動いていけるのか。

本当に、、考える時間はいくらあっても足りませんね。

 

メンバーに激甘だといわれるフェニックスなのは、私自身が常にこういう感情を持っているからかもしれません。

前にも書いたかな。同業の先生に「生徒を褒めたらだめですよ、安心して甘えが出て、そこで成長止まりますからね」って言われた時に衝撃を受けましたから・・・そうなんだ、、

 

その考えで行けば私は全然ダメな指導者ですが、このスタイルは変えられないし、変わる気持ちもありません。

 

いつまで現場に立ち、いつまで命があるかはわかりませんが、もうアラフィフですから、もう人生の折り返し地点にいるのは間違いない!

となると、日々起こるストレスに心を囚われて鬼のような顔で現場に立つよりも、たくさんのハッピーを拾って過ごすほうが絶対に幸せです。ユーモアも、ハッピーも、大切にしながら!!

 

 

・・・とまぁ、こんなことを今は書いていますが、迫りくる発表会に向けて、余裕がなくなってきたら・・・?

きっと怒鳴ってしまいますね(;^_^A

「なんで出来ひんの~!!!ちゃんと覚えてきなさい~~~!!」って。

 

ハッピーを拾い、メンバーやスタッフの先生とも楽しく過ごしながら、それでいて完成度の高い発表会を!!

めちゃくちゃ無謀かもしれませんが、今の私が見ている未来は、そこです。

しっかりと心を整えて、進んでいきたいと思います。

 


一虚一盈

一虚一盈。いっきょいちえい。

 

一虚→ある時はむなしい

一盈→ある時は満ちる

 

空しい時と、満ちる時から、感情などは常に変化し、予測し難いという喩えです。

 

できれば、どんな時でも前向きで明るく在りたいですし、明日も自分にとって「良い一日」になればいいのにな、と思いますが、こればかりは一虚一盈。

どんな明日が来るかは、誰にもわかりません。

良い一日かもしれないし、悪い一日になるかもしれないし。

気持ちも同じで、元気かもしれないし、そうでないかもしれない。

変化があって当たり前のものなんだ、と、ありのままの自分を受け入れようと思っています。

 

時間が無くて焦る、、練習が少なくて焦る、、連絡が少なくて不安、、

やることがたまっていって、一つ片づけてもまた新たな問題が出てきて、、

 

もう大人なので、感情的になることは滅多にないのですが、それでも時にはため息をつきたくなる時があります。

立場的にも、自分の理想と照らし合わせても、そういった時こそ「明るく前向きな」自分で在りたいと思うのですが。そうして無理をしていると、いつか限界が来そうなんですよね。

なので、最近は「こういう時(ネガティブな時)があってもいいんだよ」と自分を甘やかすことにしています。

いつもだとダメですけれど。時々は・・・。

人間ですから、腹が立つこともあるし納得できないこともあるし。

子どもっぽい感情が出る時だってあります。

一虚一盈・・・

 

 

ブログを再開してみると、毎日書きたいことがたくさん出てきます。

具体的な行事のことはもちろん、メンバーやスタッフの先生、大切な人たちの頑張りを、発信したくて仕方がありません。

もとはといえば、ブログもホームページの開設も各種SNSでの発信も、根本にあるのは「頑張っているメンバーの姿を、たくさんの人に見てもらいたい!」そこなんです。

そう思うと、更新頻度が落ちるのは、メンバーの頑張りを見落としているということにもなります。

書かずにいた頃は、どれだけのことを見落としていたのでしょうか。

(見る余裕がなかった、のほうが正しいかもしれません)

 

実際に衣装作りや、その他やらなければならないことはたくさんありますが、ブログの更新やSNSの運用も、私の大切な仕事だと思っていますので、これからもコツコツ積み上げたいと思います。

 

 

昨日は指導している幼稚園のバトンクラスでお別れ会を行いました。

今年度のクラスは、年長児さんが多かったのですが、残念なことに小学生になってもバトンを続けたい!という子はゼロで・・・

寂しいことですが、春からは一年生!たくさんの新しいことにチャレンジして頑張ってほしいと思います。

 

 

私は一人4役!?

司会に音響に撮影に裏方に・・・と、大忙しでした(笑)

 

 

 

短い時間の発表会でしたが、バトンでの思い出が少しでも出来たのなら幸せです。

4月からは、また小さなお友達との新しい出会いがあるかな?

ワクワクしながらレッスンを楽しみたいと思います。

 

 

そしてこちらは先週日曜日

公私ともに仲良くさせていただいている同じ京都府バトン協会の先生にお声がけいただき、「八幡バトンフェスティバル」に参加させていただきました!

 

 

 

日頃、あまり関わることのない他団体のトワラーさんとの楽しいひととき!

年齢も、レベルも、作風も本当にそれぞれでしたが、皆が皆を応援して・・・

会場があたたかい拍手に包まれて、笑顔に溢れていたように思います。

 

主催された先生の「競技バトンだけでなく、こうしたバトンの繋がりや楽しみも大切にしたい」そんな思いがたくさん伝わってくる、アットホームなフェスティバルでした。

 

参加メンバーは、何を感じ取ってくれたでしょうか。

経験すること、自分で感じること、考えること、とっても大切ですね。

この経験が一人ひとりの財産となりますように。

そして、忙しいスケジュールの中、参加をしてくれた全員に感謝の気持ちを伝えたいと思います。

本当にどうもありがとう!!

 

 

 

シニアメンバーの後ろ姿。

ジュニアの演技を見守る姿が、もう保護者さんのソレです!!

 

 

可愛さに思わず手を振ってしまう(#^.^#)

わかる・・・私も、客観的に見ていると、ついつい手を振りたくなります。

単に、低年齢だから可愛いというのではなく、一生懸命だから可愛いんですよね。

小学生も、中学生も、高校生も、シニアも、ルージュも、「一生懸命」が見える演技には、やはり全力で手拍子をしたくなるし、拍手を送りたくなります。

もちろんそれは、身内だけに限ったことではなくて、他団体さんだったとしても同じです。

そこにバトンの妙技!とか、ハイレベルなものがなかったとしても、自分たちなりの世界観というか。チームカラーというか。それが見えた時、やっぱり心が動くんです。

勝ち負けや、金銀銅賞がつくスポーツとしてのバトンと

楽しむエンターテインメントとしてのバトン

どちらも大切にしたいなぁと思う私は、欲張りでしょうか。

 

 

それから、この話題。

15周年の記念Tシャツが完成しました!!

黒地にブルーとグリーンが映えますね。

 

クールな色合いなのですが、キツくならずに凛とした雰囲気になったのは、選んだ色と、曲線を中心にしたデザインのおかげだと思います。品のあるものにしてほしい、という私の願いを叶えてくれた、本当に素敵なデザインです。

スタッフの先生とシニアメンバーさんが時間をかけて考えてくれて、素敵な形になりました。

本当にどうもありがとう!!細かいやり取りや配慮、丁寧な仕事ぶりに感謝しています。

 

一つのアイデアを形にするのは、簡単なことではありませんが、何なら、発注数の取りまとめや、業者さんに発注するデータ作成など、ほぼ全ての部分をみんなで手分けしてやってくれるのです。ありがたい・・・

 

私は、最終確認だけ(笑)

 

このことに限らず、フェニックスバトンチームでは、スタッフの先生やシニアメンバーの力で成り立っている部分が本当にたくさんあるんですね。

実は、Instagramの写真も、私は一切作っていないんです。

よく色々な方(特にバトンの先生とか・・・)から

「インスタとかの更新、すごいですよね~、写真も素敵だし」

と言っていただくことがあるのですが、いやいや・・・私、一切やっていないんです。

正直にそう言うと、とっても驚かれます(;^_^A

 

写真加工は、広報担当のシニアメンバーが。

そしてそのための写真撮影も、シニアメンバーが。

文章の部分や、投稿そのものは私がやっていますが、それ以外は全てメンバーがやってくれています。

 

さらに言えば

「そういう広報的な部分、若いメンバーに任せたらどうですか!?」

とアイデアをくれたのも、スタッフの先生でした。

.「確かに!!それいいかも!!」

 

残念なことですが、年齢的にもだんだん・・・

世間とのズレが出てくる私が、何でもかんでもやるよりは、特に現場に近い部分は若い感性に任せた方が絶対にいいです(#^.^#)

こればかりは、いくら頑張っても難しい部分で、年齢に逆らって頑張るよりは、それを受け入れるほうが自然ですからね。

 

 

白バージョンも作りました。

 

 

 

胸元ロゴもご紹介!

 

 

最近、トルソーを購入したので、張り切って使ってみました。

それにしてもトルソーって高いですね、、

新品の値段に驚き(!)、これは無理だ、、と。中古で我慢(笑)

でも一台あるととても便利です。

子どもサイズもあれば嬉しいですが、置く場所も必要なので、今は我慢しています。

 

 

この白バージョン

私からスタッフの先生に日頃の感謝の気持ちを込めてプレゼントしたものです。

実は日曜日のレッスンでは、このTシャツを着て写真を撮りたかったんですね。

もちろんメンバーも。全員で一緒に。

 

ぴしっと揃ったお揃いの新調黒Tシャツを着たメンバーに囲まれて

爽やかな白でそろえたスタッフの先生と私

これからさらに気持ちを高めて頑張るぞ~!!の意味も込めて、全員で写真を撮りたかったのですが、それは私の想像だけで終わってしまいました(笑)

 

なぜか??

理由は簡単です。

 

それだけ、現場では時間の余裕がないということなんですね。

 

え、写真を撮るだけでしょ?そんな簡単なことが出来ないの??

と思われそうですが・・・

出来ないんですよ。

一分一秒、みんなが本当に一生懸命なので、「記念撮影したいなぁ」なんていう呑気な時間は存在しないのです。

平たく言えば

「私の自己満足を優先するか」「メンバーの貴重な時間を大切に使うか」

優先順位はどちらか、ということなんですね。

 

圧倒的に後者です。

 

脳内で「やりたかったこと」を想像し、時には諦めていくことも大切(笑)

皆との記念撮影は脳内想像で残しつつ・・・

 

 

忙しさを言い訳にしたくないなぁと思いながら、時間がない!!と急ぎでラッピング(といっても、袋に入れて、名前を書いて、シールを貼っただけ)したら、袋に書いた字は読めず、お気に入りのハングルマスキングテープは読んでもらえない(当たり前ww)というオチ付きのプレゼントになってしまいました。

みんな本当にごめん!少しでも感謝が伝わればいいのですが。

 

これもまた、私の頭の中では

「ちゃんと感謝のメッセージカードを書いて、、綺麗にラッピングして、、直接手渡しして、、」

と、脳内想像・理想があったのですが、全くその通りにはできませんでした。

 

 

何事も受け取る側の立場に立って考えることが大切ですね!

私ももらう側だったら、自分の名前やマークは丁寧に書いてほしいと思うだろうし、フランス語のマスキングテープだったら「・・・なんて書いてあるの??読めへん」となります(笑)

 

今の私の仕事能力やスピードでは、理想としていることの半分もこなせないのかもしれないな、と。

ようやく気付いた今日この頃です。

 

毎日

現場・打ち合わせ・現場・事務仕事・現場・衣装・・・

そんな慌ただしい毎日ですが、発表会まで60日を切り、焦る気持ちと同時にすでにさみしい気持ちもあります。

始まりがあれば終わりがあるし、永遠に続く楽しさや幸せはないですからね。

だからこそ、時間を大切にしなければ。そして、周りに感謝を忘れないように。

 

この大変な時期も、過ぎ去ってしまえばきっと懐かしい思い出になるんだろうな、、

楽しまないともったいないですよね。

素晴らしいスタッフの先生とメンバーに囲まれていますので、目の前には大変な課題が山積みだったとしても、きっと発表会は成功する。

自分の心がそう言っているので、直感を信じたいと思います。

 

今日も現場が二つと、打ち合わせと、そして詐欺写真(!)撮影など。

スケジュールは山盛りです。

心を整えて、過ごしたいと思います。

 

 

 

 


幼児期レッスンに思うこと

最近、趣味の方でかなり依存度が高くなっていたアプリを思い切って削除しました。

削除のきっかけは些細な事だったのですが、無くなってしまえばなんてことはなく・・・

そのアプリのことを思い出しもしない(笑)

朝起きたらまずはそのアプリをチェック。

その後はスマホを持つたびにそのアプリを開いて、新着がないか確認して・・・

夜はそのアプリを一通りチェックしてから、、そんな生活で

「いや、見るの一瞬やし」なんて子どもみたいな言い訳ですが、一日トータルするとどれくらいの時間をそこに費やしていたのか、、考えると怖いですね。

 

削除なんて、勇気ときっかけがあればとても簡単なことです。

あれだけ時間を費やしていたのになぁ、、一瞬で無くなるものなんだね、と、SNS社会の不思議を実感した次第です。

スマホ使い始めたばかりの中学生みたい!?ですね。

不要なものはどんどん削除していきましょう。

それが自分の生活を守るためでもあり、大切な時間を無駄にしないコツでもあります。

 

 

なのに時間はやっぱり足りなくて、衣装の納期に青ざめています。

昨日は現場のレッスンが無かったので、一日の大半をミシンと向き合い過ごしましたが、まだまだ残っています。

おそらく5年前の私なら

「多少、始末が汚くてもいいわ。縫い方もおかしいけど、、まぁ、舞台だから遠目だし!!売り物じゃないから」

それが、今は洋裁を習っていることもあり、やはり最低限の美しさとか、、始末とか、、そういったことも気になるようになってしまったんですよね。

もちろん良いことなのですが、やはりそういう部分に手をかければかけるほど、時間も必要になるわけです。

少しでも効率よく、急ぎで作業を進めようとすると

「待ち針をいちいち打つ手間」

「チャコペンで印をつける手間」

「打った待ち針をミシンかけの時に抜く手間」

この辺りを省くことになるのですが、スピードを優先すると安全性や美しさなど、何かを失うことになります。

 

・・・バトンと同じ。

よく、ロールやコンタクトのスピードを追求する選手は、何かを犠牲にしていると言われるのですが、それと同じかもしれません。

 

案の定、縫い目が曲がったり、待ち針をミシン針で踏んでしまって大変なことになったり・・・

課題もやることも山積みです。

ブログなんて書いている暇ないでしょ!?とツッコまれそうですが、これはこれで必要な時間。

頭の中のスイッチの切り替えとぐちゃぐちゃになっている頭の整理ができますからね。

 

 

今日の話題は、幼児期の習い事について思うこと。

 

フェニックスバトンチームには、幼児クラスがあります。

現在の生徒さんは5~6人くらいかな?

毎回のレッスンが、安定した癒しの時間かというとそうではなくて(笑)

 

今日はあの子がイヤイヤ期・・・

今日は別の子がグダグダ・・・

今日は参加した全員がもう、あっちゃこっちゃ大騒ぎ

と思えば、今日は全員がめっちゃ集中している!すごい!!

 

と、こんな感じです。

バトンの指導には一定のマニュアルがないと個人的には思っていますが、幼児クラスに関してはその最たる部分ですね。

 

まずはお母さんと離れられるように・・・

勇気を出してレッスンに参加できるように・・・

バトンが楽しいものであるように・・・

先生のお話が聞けるように・・・

お友達の存在を知って関わりを持つように・・・

ルール・お約束を守れるように・・・

継続してレッスンに参加できるように・・・

 

 

幼児期の習い事を通して、身につけてほしいことはたくさんあります。

全て大切ですが、私が一番思うのは「継続」これでしょうか。

 

「土曜日はバトンのレッスンがあるよ」

ということを幼児さんが理解するためには、継続したレッスンへの参加がとても大切!

とはいえ、忙しい現代社会ですし、各ご家庭の事情も様々あります。

この辺りはジュニアやシニアメンバーと同じで、本当に今の子どもたちは忙しい!!

 

加えて、なかなか「毎週毎時間同じ場所で」というレッスン環境を提供できていない問題もあります。

これは運営のことなので、私自身の責任です。

言い訳にしかなりませんが、発表会の合同レッスン・チームの合同レッスンなど、、多くのチームを指導する中で、体育館は限られており、どうしても不定期になってしまうのが課題でもあります。

 

幼児さんのレッスンは50分です。

まだこの世に生まれてたったの3年、、4年、、そういう真っ白な子どもたちが、50分も集中してバトンに取り組むのは実際に難しくて。

集中力が切れてしまうことも多いのですが、それでも大丈夫です。

大切なのは、コツコツ継続することだと思っています。

 

とはいえ、なんでもOKではなくて、習い事をする上でのルールなど、守ることもありますね。

そこのけじめのつけ方がとても難しいなぁ、、と、指導をしていると感じます。

 

 

そんな時に参考になるのが、こういった専門書です。

これは定期的に発行されている情報誌なのですが、大変参考になる話題が多く、毎回、隅々まで目を通しています。

「豊かなスポーツライフをサポートする情報誌」なので、スタッフの先生たちや保護者の方にも回覧で回したいくらいです。(興味のある方は、いつでもどうぞ!お貸しします)

 

今回の特集は

「ユーモアでノビノビ柔らかく、でも、やってはいけないことをしたら・・・」

まさに今の悩みにピッタリ!!

 

 

この、ユーモアでノビノビ柔らかく、、というスタイル。

実は私、保護者として3年程、体感させていただきました。

どこで??というと、、

 

 

こちらです(#^.^#)

私とツグミの恩師!!

先日、小学校の代休を使って、久しぶりにご挨拶に行ってきました。

 

ツグミは3歳の頃から、1年生の夏まで、恩師のスクールで開講されている「親子バトンクラス」に在籍していました。「親子」ですから、私も一緒にステージに立たせていただいたり、期間は短かったですが、たくさんの思い出があります。

 

写真でツグミが手に持っているのは、最後に出演させていただいた発表会のパンフレットなのですが、今もしょっちゅう見返すので、ボロボロで・・・

破れてはセロテープで補強して。寝る前に見たり、学校に行く前に見たり、ビックリするくらいの「SPARKLEファン」!!メンバーさんの名前も全部覚えて、出演演目も覚えて(踊れるww)、、

DVDに至っては、見過ぎて司会のアナウンスまでほぼ完ぺきに覚えています。

 

 

恩師のスクールは兵庫県にあります。

保育園時代、毎週月曜日のレッスンに行くために、朝8時40分頃家を出て、片道1時間10分ほどの三都物語!

往復2時間半、毎週通い続けました。

 

肝心のツグミはというと・・・

バトンが好きで、先生が好きで、お友達が好きで、というベースはあったのですが

頑張れる日もあれば、全くやる気が出ない日もあり、、

バトンを持たずに、ずーっと見学をして終わった日もあったなぁ、、

懐かしいです。

 

先に書いたように、幼児でレッスンに集中!なんて出来るわけないのですが、私は「自分」を軸にして物事を考えてしまっていたので「ちょっと・・・この時間と労力、わかってる!?」と目が吊り上がる日もありました。

帰りの車の中が説教部屋になりそうな日も・・・

 

 

でも、そんな時はいつも恩師が助けてくださっていたんです。

実はこれも、後から気付いたことで。

「ツグミちゃん、今日も来てくれてありがとうね~!」

「レッスン楽しかったなぁ!」

「見てただけやけど、賢いからちゃんと覚えられてるし、先生心配してないよ」

「今日もいっぱい頑張れたな~!」

「ママにポテト買ってもらいや~」

「飛行機見えるといいな~」

※京都では近くで飛行機を見ることがないので、兵庫に行くと飛行機の近さに驚きと喜びを覚えていたツグミ

 

そして私にだけ、そっと

「怒ったらあかんで。こうやって足を運ぶだけで、ママもツグちゃんもすごいんやから」

「また来週待ってるしな」

 

思い出して書いていると、なんだか涙が出そうになります。

 

行っても気分が乗らずにレッスンに参加できなかったり

うまくできなくて癇癪を起したり

この距離と時間は意味があるのかなぁ、、なんてネガティブに感じていたこともありましたが、そんな時はいつも恩師の言葉が私を救ってくれました。

 

コツコツ続けること

それって簡単なようで本当に難しいことですね。

 

ツグミは親子バトンの3年間でバトンの楽しさを身体中で感じることができました。

一年生になった夏に発表会があったのですが、小学生になった以上、平日午前中のレッスンに通うことはできません。

卒園のタイミングで、退会・・・寂しいなぁ、、と覚悟をしていたのですが

「発表会出る??」と声をかけてくださったって。

それをツグミに伝えた時の嬉しそうな顔!

 

ぴょんぴょんしながら

「うん!!!出る出る出る!!!」

その姿を今でもはっきり覚えています。

 

 

コロナ禍真っただ中で、府県を越えての移動も制限があり、本当に限られた回数のレッスンでした。

動画で覚えて、動画を先生に送って見ていただいて、それを繰り返して・・・

頑張って練習すれば、とっても楽しいんだ!出来るようになるんだ!その実感。

無事に発表会の大きな舞台に立たせていただいた思い出が、今のツグミのベースになっていることは明らかです。

 

そしてもう一つ。

これは年長の冬でしたが、初めてのバトンコンテストに出場したんですね。

この機会をくださったのも恩師でした。

練習はそれなりに積んだものの、初めてのコンテスト・入門ソロトワールは銀賞でした。

これがまた大きな経験で・・・

 

「金賞」「銀賞」など、メダルの色に対するとらえ方は人それぞれですが、私は知らず知らずに「銀賞かぁ、だめだった」と、ツグミの結果を否定していました。

立場的に、一番その意味を理解しているべき人間なのに恥ずかしいですよね。

親としての、なんだろう、、欲??みたいなものでしょうか。

 

ツグミ自身も、恐らくなんとなく。

雰囲気的にそのことを察知したようで(周りはみんな金賞だったから余計)、涙も流したし、銀メダルはすぐに机の引き出しにしまって、気持ちも沈んだ日を過ごしたんです。

私は、怒ったりはもちろんしませんが「残念やったなぁ」という声掛けをしたと思います。

はっきり覚えていませんが、恐らくネガティブな声掛けだったと。

 

コンテストは日曜日開催。

翌日は月曜日なので、朝から親子バトンのレッスンだったんですね。

正直に書きますが私も、ツグミも、気分が乗らなくて、、

当たり障りのない理由をつけて「欠席」の連絡をしたところ

「絶対来て。レッスン受けなくてもいいから、ちゃんとこなあかん」と

恩師からのメッセージ。

 

 

言われたら、行きます(笑)

 

 

銀メダルを一応カバンに入れて、、、

なんて声をかけてもらうのかな、と思っていたのですが。

恩師は一言「つぐちゃん!銀メダルめーーーーっちゃすごいやん!頑張ったなぁ!!」

と、大きな声で銀メダルを肯定し、ツグミの頑張りを肯定し、、

「ほら、つぐみちゃん頑張ったんやで~!すごいなぁ!!」」

と。他のお友達にも披露してくださったんです。

 

そのクラスにいた他のお友達は、まだコンテスト未参加の小さい仲間たち。

メダルをもらっているのはツグミだけだったんですよね。

きっと、それも全てわかったうえでの恩師の采配。

 

背中が丸まって、なんだか自信なさそうな様子だったツグミが、見る見るうちに笑顔になって。

銀メダルを肯定してもらえたこと、頑張りをほめてもらえたこと。

次はもっと頑張りたい!って思えたこと。

 

この経験があるから、ツグミはメダルの色や順位にだけこだわるのではなく、「頑張れたかどうか」が大切だと、二年生なりに理解しています。

 

ツグミの学びになったのと同じくらい。いいえ、もっともっと・・・

私自身も目が覚めたというか。人と同じタイミングで、とか、人よりも先に、とか、みんなが出来るのに、とか。比べることは本当に無意味だと学びましたし、本当に大切にすべきなのは「その子が、そこに向かって、どれくらいの努力を積んだか」。

 

3年半の親子バトンクラスで、ツグミが先生からもらったのは・・・

溢れるばかりの愛情と、ユーモアと、自信と、頑張れる魔法の言葉と、勇気と、やり抜く力と。

ツグミのペースを大切にし、幼児であっても主体性を尊重し、でもダラダラ遊ぶだけではなくて大切なご挨拶などケジメもつけていただき

言葉では表せないくらい、大切な財産だなと感じます。

 

周りが驚くくらい、バトンが大好きなツグミのベースを作ったのは、親の私でも先生の私でもなく、バトンを通してツグミの幼児期を共に過ごしてくださった恩師のおかげだと思っています。

 

飛び入りレッスンにも、厚かましく参加(笑)

どこでもドアがあればいいのに、、今でも、しょっちゅう思います。

いつでもレッスンを受けられたら、本当に幸せだろうなぁ、と。

 

バトンを落としたら怒声が飛び、チームのフォーメーションを乱すと皆の前で𠮟責され、勝負の厳しさに対して、長時間の積み上げとスパルタ式指導で向き合う時代は、もう終わったと思っています。

「バトン」と一口に言っても色々なアプローチの仕方がありますが、私の根っこには恩師が身をもって教えてくださった「一人ひとりの自己肯定を高める魔法使いになりたい」この想いがあります。

 

私が恩師にそうやって導いていただいたように、今の保護者の方には「大丈夫、今できなくてもコツコツ継続しましょうね!ペースを大切にしていきましょうね!」と、自分の言葉でわかりやすく発信していきたいと思います。

 


発表会に向けて

久しぶりのブログ更新です。

書きたいことはあるものの、ないのは時間でして・・・

しかし実は、それも言い訳だなぁと思うわけです。

 

趣味のブログはほぼ毎日のペースで更新できるのに

なぜバトンブログは更新できないのか。

理由は簡単で、パソコンからの更新にこだわるからなんですね。

そろそろパソコンから離れて、スマホとタブレットのみの生活に

したいなぁ、、と切に思います。

どうしてもパソコンを立ち上げるのが億劫で、、

 

しかし、現在大会申し込みや手続きの全てが

パソコンから行わなければいけないシステムなので

離れすぎるとまたダメなんですよね。

うーん。軽くて持ち歩けて動作がスムーズなパソコンがあればいいなぁ、、

 

とりあえず

これだけ期間が空いてしまったのは過去にもなくて

ログインの仕方を忘れているくらいでした。反省ですね。

5年に一回の大きな発表会も控えていることですし

更新のペースも少しずつ戻していきたいと思います。

長い文章を読むのが苦痛でない方は(笑)どうぞお付き合いください。

 

私事ですが

今日はツグミのバレエの発表会なんです。(夕方開演)

新しく出来た教室なので

今日がホールを利用しての第一回発表会ということで

先生方も気合十分だと思います。

 

バレエの時は、当たり前ですが完全に保護者の立場です。

これがまた、私にとっては大きな学びと経験の場で

バトンの保護者の方の気持ちが少なからずわかったり・・・

保護者から見ると先生の言動ってこんなに影響があるんだなと感じたりすることも

多いのです。

 

今日、保護者の動きとしては

「ついていても、いなくても、どちらでもいいです」

 

???????

 

もう少しわかりやすく言うと

「メイクや支度はスタッフがするので

お母さんたちは楽屋には入れません。

ただ、客席でリハーサルなどは見てもらえます。

ですから、会場に残っていても、預けて帰っても

どちらでもいいです」

 

 

他のお母さんの様子を一旦確認・・・

団体活動をしている以上、やはり「周りに合わせる」ことも大切です。

 

8割残る

2割帰る

 

くらいの割合でしょうか(笑)

 

さすがに9時前集合で解散が20時

その間ついていても、子どもにすることは特にない、となると

私は「帰る」を選択してしまいました。。

それが良い選択だったのか、具体的に出来ることはなくても

そばにいるべきだったのか、そのあたりは正解がわかりません。

 

一つ思うのは

まだまだ子どものツグミですが

少しずつ、自分で出来ることを増やしていってほしい。

ということなんですね。

 

 

私がそばにいて、かいがいしくサポートすれば

本人も安心だろうなぁと思う反面

いつまで経っても「ママが一緒にいてなんでもやってくれる」という気持ちは

抜けることがなくて

 

もちろん、まだまだそういったサポートが必要な場面もありますが

 

いやいや、、学校に親がついていくことってないし

ツグミにはツグミの世界があって

親がいなければ自分なりにお友達に話しかけたり

周りを見て動き方を学んだり

お姉さんたちから色々教えてもらったり

困った時には「助けてください」「教えてください」

「ありがとうございました」が

自分で言えるようになるとか

そういうことが出来るようになるんじゃないかな、と。

(なってほしいという期待も込めて・・・)

 

若干、後ろ髪をひかれる思いもありましたが

今日は先生方にすべてをお願いして、帰ってきました。

 

こうして書いている間も

「何か困ってないかな、、迷惑かけてないかな、、」

と心配にはなるんですよ。一応私も母親なので(笑)

でもせっかく時間を費やして習っているお稽古事から

スキルだけでなく、それ以外の色々な部分も学んでほしいなぁという

親の欲張りな部分もあり・・・

 

どのように過ごしているのかは

想像することしかできませんが

親の手を離れた場面だからこそ

自分の言葉で何とか工夫をして

人と繋がったり、助けてもらったり。

そしてそれに対して、きちんと感謝を伝えられる

そんな人間になってほしいと思います。

 

 

きっとバトンの保護者の方も同じ思いなのかなと想像します。

バトンのスキルをあげていくのはもちろんのことですが

それ以外の部分も育つように、そんな願いもこめて

バトンを続けておられるのかなと思うんですね。

 

今、発表会の合同レッスンなどをしているので

とてもとても強く思うのですが

「同じ目標に向かって人と何かを作り上げる」ことの難しさ!

 

もう50年近く生きてきて、今更??と言われそうですが、改めて感じています。

これは、規模が大きくなればなるほど困難さが増します。

開催規模だけでなく、、

人数も、年齢も、キャリアも、バトンを続けている環境も、

「バラバラ」が多いフェニックスだからこその難しさかもしれません。

 

 

レッスンを休まない

理由があり休むのなら、その遅れをカバーしてから参加する

開始時間を守る

約束を守る

振付を覚える

フォーメーションを覚える

人の話は目を見て聞く

自分のことだけでなく周りを見る

言われたことに対して返事をする

言われなくても状況を察知して動ける

空いている時間を無駄にしない

人のために力を尽くせる

人のために努力ができる

自分を大切にするのと同じだけ仲間を大切にできる

なんとなくその場を乗り切るいい加減さを捨てる

一人でも堂々と踊れるくらい積み上げる

 

 

書き出したらキリがありません。

※もちろんですが、年齢的にそれを求めても「無理!」な内容もあります。

 

でも、どんな年齢でもキャリアでも

出来ることがあると思うんです。

それは

 

人の目を見て話を聞く。

正しい姿勢でレッスンを受ける。

 

正しい姿勢とは??となるかもしれませんが

前からスタッフの先生が話をしている時に

キョロキョロしたり、ウロウロ立ち動いたり

バトンをぶらぶらしてみたり

お友達とお話していたり

そういったことは「正しい姿勢じゃないよ、ちゃんと話を聞きなさい」

と、都度、注意していくことが必要です。

 

注意されないから気が付かず

そのままダラダラと進んでしまう、これが一番怖いことです。

 

きちんとレッスンをせずに

本番だけ可愛い衣装を着て舞台に立つ。

それがもし叶ったとしても

そこから学べるものや得られるものは無くて

 

得るものがあるとしたら

「あぁ、がんばらなくてもなんとかなった~」という

人生において本当に不必要な学びです。

 

メンバーからすると

「先生、怖いな~」「うるさいなぁ、、」と

思われているかもしれませんが

特に発表会レッスンなど、人と大きく関わる場面では

年齢キャリアに関係なく

そういった部分をきちんと指導していきたいなと考えています。

それが「けじめをつける」ということかな、と。

 

ツグミには

「しんどいかもしれんけど、頑張った方が気持ちいいやろ?」と。

ダラダラ、いい加減な気持ちでレッスンをしている時の疲労と

一生懸命練習した時の疲労は種類が違うんやで、といつも言っています。

 

せっかくの大きな節目となる発表会に参加するのであれば

やはりメンバー全員が「一生懸命頑張る」を実行して欲しいと願いますし

迷わずにそれが出来るよう、私もしっかりしなければと。

 

色々な仕事を並行して進めていると

どうしても「えいやっ!!」と気合でこなす仕事も多くなってしまうのが

私自身の反省すべき点だなぁと

今ブログを書きながら自身を振り返っています。

 

一つひとつの仕事を丁寧に進めていけるだけの時間がないんですよね、、

一日24時間じゃ足りない!!なんて

ありきたりな言い訳をしてみますがww

 

発表会の企画運営にはスタッフの先生、シニアメンバー、そして保護者の方や

衣装作成に至っては、洋裁がお得意な、おばあ様まで助けてくださって

数えきれない多くの人の手が集まり

5月5日に向けて日々が過ぎていきます。

 

どれだけ後方支援の手があっても

肝心の舞台で踊るトワラーたちに光がなければ

舞台は成功しません。

 

そのことを今一度心にとめて

出演全メンバーで、気持ちを確認し合いながら進むことが大切です。

 

「チーム一丸となって!」という言葉は

あまり相応しくないと、ある研修会で学びました。

一人ひとり、持っている熱量も力量も環境も年齢も違うのですから

当たり前と言えば当たり前ですよね。

 

15周年の発表会

このことに対しての想いだって

きっと一人ひとり違っています。

これがバトンの集大成になるメンバーもいれば

これからも頑張るモチベーションになるメンバーもいて

純粋に「みんなと踊るのが楽しい!」というメンバーもいるでしょう。

 

それが大前提にあるとして

「一丸となって!」ではなく

「自分のためにも、仲間のためにも頑張ろう」

というメッセージは

常にみんなが心に持っていてほしいと思います。

それを実現するためにどれだけの努力をするのかは

自分の心が決めれば良いことですが

きっと、みんなが最大の努力をしてくれると、、そう信じています。

 

 

私が15周年の発表会に抱く想いは

「多くの方に頑張っているメンバーの輝く姿を見てほしい」

これが大きいですね。

 

 

メンバーを選んで不定期に発表会を開催しているのではなく

5年の節目、という今年

たまたまフェニックスに集ってくれて

一緒にバトンを頑張ってくれるメンバーがいる奇跡

一年前でも、一年後でもダメで

今、集まっているメンバーに

「発表会に出て良かった」「頑張ってよかった」という

達成感や充実感を味わってもらえるかどうか。

 

保護者の方やご家族の方に

「あの場に自分の子どもがいることが

とても嬉しく誇らしい・・・」

と、そう感じていただけるか

 

見に来られた観客の方々に

「こんなに輝いているトワラーがいるんだ!」

と思っていただけるか

 

 

とてもとてもとても

責任の重い立場にいると

改めて痛感しています。

 

実はブログを書くのは

自分の気持ちを整理するため、という意味合いも大きいです。

書いていると色々な気付きがあり、学びがあり

書き終えた瞬間から

また新たな気持ちで前に進めるんですよね。

 

気持ちを何らかの方法で形にする、というのは

とても大切なことなんだろうと思います。

想いの具現化、そこからの成長。

 

 

私が言うと、身もふたもないですが・・・

バトンって本当に難しいものですね(笑)

 

バトンに何を求めるか、も色々な方向があります。

スポーツである以上、必ず結果がついてきます。

大きな大会で成績を残すことも大切かもしれません。

ソロコンテストで一発金賞!にこだわるのも

更に技術アップ!をめざすのも間違ってはいません。

発表会のように、形に残る評価が受けられないものに対しては特に

モチベーションをあげるのが難しいこともあるかもしれません。

 

ただ私が常に想うのは

メンバーがバトンに関わる時間は長い人生の中で見ると・・・

本当にわずかなんです。

特にシニアメンバーに関して言えば

長くバトンを続けてくれている子も多いですが

それでも。これから先、30代、40代、50代、60代・・・と

人生を重ねていくことを思えば

本当にわずかな時間なんですよね。

 

シニアもジュニアもティノも。

幼児さんもルージュメンバーも。

バトンと出会い、バトンに関わる期間は

一人ひとり違いますが

関わっている時間全てがどうかキラキラ輝きますように・・・

みんなのバトン人生が「楽しかった」「やってよかった」「みんなが大好き」

「バトンが大好き」「がんばったおかげでこれが出来るようになった」

「こんなことも身についた」「たくさんの思い出ができた」「たくさんの友達ができた」

こういったハッピーな言葉で彩られ、

バトンで得た様々な経験が、長い人生を生きていく力になるように

 

そればかり、考えている気がします。

 

そのために何が出来るかな

そのためにはどんな環境が必要かな

これはどうかな

みんな喜ぶかな

楽しんでくれるかな

意味があるかな

力になるかな

 

 

バトン指導を始めてから

ずーーーーーーーーーーーっと。

変わらずに考え続けています。

教室を立ち上げてから時間がどんどん経ち

私自身はたいして成長出来ていないのが残念なのですが(笑)

おかげさまでスタッフの先生が立派に育ち

長く続けてくれるシニアメンバーがいて

その姿を見て、私も・・・と続けてくれるジュニアがいて

お姉さんたちに憧れるティノちゃんがたくさん増え

小さい幼児さんも、少しずつ増えてきました。

 

スタッフの先生が多くのことを行動で示してくれるおかげで

私が教えたり、お願いしなくても

積極的に年下メンバーに関わってくれるお姉さんたちが増え

自分がそうやって大切にしてもらったように

今いるメンバーを大切にしてくれているのがとても嬉しいです。

 

私の理念を理解し、そしてついてきてくれるスタッフ、メンバー、そして保護者の方々には

改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

たくさんあるバトンスクールの中で

フェニックスを選んで、バトンに打ち込んでくれること

当たり前ではなくて本当にありがたいことだと感じています。

 

後進がしっかり育っていること

全メンバーがバトンだけに偏っていないこと

多様を受け入れる許容があるメンバーが揃っていること

これが、フェニックスの自慢でもあります(#^.^#)

 

久しぶりのブログなので

色々とたまっていた想いが溢れました!

自分の中で整理できていない時期は

本当に辛く苦しく、精神的にもかなりストレスを感じていましたが

こうして具現化したので、ストンと楽になった気がします。

(単純で楽観的なのが自分の良いところ)

 

発表会まであと68日!!

さぁ、、一日一日を大切に、しっかり歩んでいきましょう!!

 

 


大会前日

早いもので

明日は関西大会本番!

今シーズンのチーム活動の集大成をいよいよ迎えることとなりました。

 

ソロでもチームでも「本番」について思いを馳せる時

常に感じるのは

人生の中で、こんなに集中した時間って、、

きっとないよね、ということです。

チームであれば、約4分ほどでしょうか。

こんなに集中する4分間!

小学2年生から、社会人まで、、

普段の生活で、なかなかありませんよね。

 

それほど打ち込めるものに出会えた奇跡、

現役の時はあまり感じたことがありませんでしたが

この立場になって、よくそんなことを考えます。

 

 

 

フェニックスバトンチームからは

3チームがエントリーしています。

夢の金賞、そして全国大会を目指して

メンバーは今、どのような気持ちで過ごしているのかな?と想像します。

 

日本はバトン強豪国ですが

その中でも関西のレベルの高さ・・・

これは、もう。言うまでもありません。

「夢は関西から」という言葉、関西でバトンをしている人なら

一度は聞いたことがあるのではないかと思います。

 

エントリーしている団体を見ても

本当に上手なチームばかり。

そこに肩を並べて、そして順位に食い込んでいく、その難しさはありますが

最後の最後まで、フロアを退場するまで、絶対に諦めない気持ち。

気負わず、自分たちの演技を精一杯披露できるように。

終わった後に、一点の悔いも残らないように。

やりきった!と全員が言えるように。

 

どこでもない

誰にも真似のできない

フェニックスだから出来るチーム作りを目指して

毎年毎年、チーム活動に取り組んでいます。

 

バトン界の常識とは

もしかしたら逆行してるのかもなぁと思うこともありますが

創立当初からこだわっている

「楽しみながら、結果も求める」

「受動ではなく、能動的にバトンに取り組む」

「~しなければならない、ではなく、~したい!を常の思考にする」

 

どれも、なかなか簡単ではありません。

しょせんこれらはキレイゴト?と悩むこともあります。

 

ティノ、ジュニア、シニア

それぞれのチームで

本当にそれぞれの課題・問題点がありました。

一人で悶々と考えたこともあったし

正解がわからなくなったことも一度や二度ではありません。

 

それでも、こうしてシーズンをここまで続けてこれたのは

・・・うーん、なんでしょうか、、

やっぱり私は、バトンが好き、なのだと思います。

 

しんどい、大変、結果が出なくて苦しい、

評価が気になる、やってもやっても正解が見えない、

これでいいのかあっているのかこのままでいいのか・・・

能天気で楽天的、基本ポジティブな人間に思われがちですが

時にはナイーブにもなります(笑)

 

立場上、誰からも「OK!」をもらえない私が

達成感を感じるのは

作品をほめてもらえた時。認めてもらえた時。

そしてメンバーをほめてもらえた時。

良いチームだね、と言ってもらえた時。

楽しい!バトン大好き!フェニックスが大好きとメンバーが言ってくれる時。

保護者の方からの温かいメッセージや、声の数々・・・

あぁ、やってきてよかった。頑張ってきてよかった。

報われる思いになります。

 

チームメンバー36人

36人いれば36通りの生活があって

それぞれ考えていることや、取り組む熱量(特に目に見える部分)も

バラバラで

このバラバラを、どうやって一つのものにしていくのか

難しい、そして永遠に続く課題です。

 

正直にいって、全く同じにするのは物理的には無理なんですよね。

技量も性格も生活も年齢も体格も

全く同じ36人なら

取り組みも本当にラクなのかもしれませんが(笑)

そんなこと、あり得ませんね。ロボットや、宗教じゃないんですから、、

ひとり一人、考え方は違い、意見があり、それが当たり前です。

バラバラだからこそ、の良さ。

私はフェニックスバトンチームの良さはそのバラバラだと自負しています。

 

 

バラバラの36人に

私たちは今、

同じ目標に向かって取り組んでいるんだよ、ということを

根気強く伝えていくしかないのだと思っています。

自分が良ければいい、のではなくて

チームメンバーとして、チームのために今相応しい行動は何か

どういう取り組み方がベストなのか

 

チームのために、多少の無理をすることも

何かを少し我慢することも

練習時間を確保するために他のことを集中して終わらせる努力も

難しいことではなくて、気持ちがあればきっと出来ることです。

 

それをメンバーが常に考えてくれるチーム

キレイゴトかもしれませんが

私の理想のチームです。

 

残念ながら

36人全員での出場は叶わなくなりました。

出られないメンバーの、これまでの努力を思い出すと

なんとも言えない感情がわきますが

彼女の分まで頑張ってほしい。

月並みかもしれませんが

出場出来ることに感謝をして

全力を尽くしてほしい。そう願います。

健康な体でバトンが出来ること、

たくさんの人に応援してもらえること、

見守ってくれる家族がいること、

励まし合える仲間がいること、

喜び合える仲間がいること、

当たり前ではなくてありがたいことなんだと

そこへの想いを、絶対に大切にしてほしいと思います。

 

メンバーからの心のこもったプレゼントやお守りやお手紙

 

みんな、本当にどうもありがとう。

書いてくれたお手紙も

嬉しくて何度も何度も読んでいます。

 

 

みんないい笑顔ですね!

 

 

大会当日は

いつものように運営人員ですので

メンバーと関わることは、ほぼゼロ。

声を交わすこともおそらくほとんどなく

姿を見られたら良い方かな、と思います。

超早朝に出発なので

サワにもツグミにも、言葉はかけられないので心配もありますが

スタッフさん、保護者の皆さん、メンバーみんな、どうかよろしくお願いします。

 

メンバーみんなへ

明日は見守っているからね~!

落ち着いて、いつも通り

そして何より心からバトンを楽しんで

失敗を怖がらずに(臆病にならず!!)

思い切ってフロアに立ってください!

 

そして

お世話になるスタッフさんにも、保護者の方にも、恐らく明日はお礼を伝えるタイミングがなく

それが心苦しいのですが、どうかお許しください。

 

演技だけはお仕事の隙間を見て、絶対に見届けますね(#^.^#)!!

みんなの今シーズンの頑張りを、この眼で見なければ・・・

 

全員の頑張りを信じて・・・

YOU CAN DO IT!!

 

 

 

 




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